前科者とは言い過ぎなのかもしれませんが、いつも見ている産経新聞社の記者阿比留さんのブログ(http://abirur.iza.ne.jp/blog/entry/1268676)に、民主党、輿石東参院議員会長(幹事長職務代行)を支援する政治活動で、政治資金規制法違反(虚偽記載)で刑事罰を受けた、山梨県教職員組合の元財政部長、長田英和さんが、今年四月から小学校の教頭先生となっていることに触れられています。
当時の山梨県甲府区検の調べによると、前科者で小学校の教頭になった長田さんの罪は、山梨県教職員組合の政治団体、県民主教育政治連盟の広瀬智徳会長と共謀し、県政連の平成15年分の政治資金収支報告書に個人からの寄付が1021万円あったにもかかわらず、寄付金額に「ゼロ円」などと虚偽を記載を県選挙管理委員会に提出したとの事を略式起訴(罰金刑)され、県教育委員会から停職3カ月の処分を受けたそうです。
仕事で普通の人は見ることが出来ない、生徒と先生の舞台裏の様子を見る事がたまにあります。子供達を洗脳する独裁者のように見えることもあります。先生の世界だけで実社会を知らぬまま子供達を教えているからかなと思うようにしていますが、子供の事を考えれば、先生も世の中を知り世の中の常識を知ろうとして欲しいなと思います。
自分の子供の頃を思い起こせば、小学校の先生の言葉は無条件に正しいと思っていました。ましてや、教頭先生、校長先生の言葉となると、まるで神様の言葉のように信じていました。それだけ子供への影響力がある教頭先生に、前科者でも成れる事実はどう考えても理解出来ません。そんな先生がいる学校にもし自分の子供が通い、先生が原因で「学校行きたくない」と言ったら「うん、いかなくていいよ」と言ってしまいそうです。「何で行かなくていいって言ったの」と聞かれれば「前科者が教頭先生だからね」と言います。
選挙違反は輿石東参議院議院会長の国会議員となる為の選挙運動の時の事です。教職員組合あげて選挙運動を行い、組合員は無条件に選挙資金の寄附をさせられ、熱心に選挙運動を行うそうです。先生といえども労働者ですから労働者の権利を主張するのも理解しなければと思いますが、教職員の労働組合にいなければ教職員としての出世が出来ない地域があると言われる事実には納得できません。学校がある時期でも選挙運動をすると聞けば、先生を信じることが出来ません。しかも運動を行わければ出世も出来ないとすれば、それは民主主義では無いと思います。
労働者である前に、教育者、聖職者であってほしいと思うのは、今の時代ではおかしい考え方なんでしょうか。
公立学校の先生は、地方公務員です。法律では公務員の選挙運動は禁止されています。実際は、罰則規定が無いので地方自治体職員を含め盛んに行われている地域もあるようです。
私には、私たちの子供を教えている先生が、罰せられ無いから法律違反をしても良いという悪い見本を示しているように見えてます。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
この言葉が大嫌いなんです。
2009年10月14日
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