山梨県教育改革キャンペーン

問題の歴史年表

山梨県教職員組合と山梨県民主教育政治連盟

出来事
1947
昭和22年
5月山教組結成−−−このへんからの歴史は岡山県教育委員会の「全国教育略年表」や新潟県教育委員会の図説「新潟県教育20世紀のあゆみ」を参照してください
1966
昭和41年
2月山教組から校長・教頭が離脱。校長は校長組合を、教頭は教頭組合を結成
3月県内各地域(支部)ごとに、校長会(校長組合)・教頭会(教頭組合)・教育会(山教組)の3者による教育研究協議会を発足させた。
1967
昭和42年
 山教組が小林信一氏を擁して衆院選を戦う。全県を網羅したその組織力に、ライバル陣営は 「山教組の3日選挙」 と呼んだ。投票率 88.51%
1970
昭和45年
11月参議院選では「山教組初めて校長、教頭組合と共同斗争を組織し参議院を斗ったが神沢浄氏落選」(山教組40年史年表)
1984
昭和59年
4月輿石東氏、山教組委員長に就任(〜平成2(1990)年1月)
輿石氏は教育実践を主軸として活動した現代教育運動論研究会(現教研)に属していた。当時の日教組は旧社会党と同じく、構造改革派(現教研・右派)と社会主義協会派(左派)が激しく対立していた。日教組は昭和58年に田中一郎氏(中道町生まれ)が委員長になり、日教組は文部省との対決から対話の路線に転換。産経新聞・小林正氏【直撃問答】より)
1990
平成2年
2月輿石氏、衆院選で初当選
1996
平成8年
10月輿石氏、衆院選で落選
1998
平成10年
6月輿石氏の後援会入会カード(個票)集めの要請文を配布した県公立小中学校長組合と同教頭組合の委員長に対し、県教委は口頭の注意処分とした。
7月輿氏、参院選で初当選
2000
平成12年
12月広瀬智徳氏が県政連会長に就任
2003
平成15年
11月8日
〜9日
第53次教育研究山梨県集会(南巨摩・鰍沢中学校、鰍沢小学校、鰍沢中部小学校、増穂町民文化会館)
12月1日県政連が教員に1―3万円のカンパ要請
下旬県政連がカンパの一部を徴収開始
2004
平成16年
1月15日県教頭会甲府支部が市教委施設でカンパ徴収
3月29日県政連が15年の政治資金収支報告書を県選管に提出、12月のカンパは記載されず
6月25日自民党県連が「甲府市の教員が電話作戦に動員され、選挙活動をしている」と県教委に調査を要請
7月11日輿石氏、参院選で再選
28日県教委「教員の地位を利用した選挙活動はなかった」との調査結果を明らかにする
11月2日産経新聞が山教組・県政連の政治資金規正法違反について報道。県教委が調査開始
4日産経新聞が山教組女性組合員の実態告発のインタビューを掲載。
「役員が人事の権限を握っている」
「輿石氏の選挙のたびに1万円を徴収された」
「後援会入会カードのノルマを課せられた」
「知事選でも山本氏の電話作戦をさせられた」などと語った
18日山本栄彦知事が会見で「知らなかった」と見解示さず
29日自民・公明両党の調査チームが来県
10月30日〜
31日
第54次教育研究山梨県集会(中巨摩・南アルプス市白根桃源文化会館)
11月1日平成16年度山梨県教育功労者表彰式、教育庁は開催と功労者を当日ホームページ発表
12月9日真田良一県教育長、県議会で「カンパは教職員が自発的にした」と答弁。山教組の組織関与を否定
27日県教委が調査結果を発表。「違法行為の疑いがある」として、校長、教頭、山教組幹部ら19人を訓告や厳重注意処分に。氏名は非公開
2005
平成17年
1月6日文部科学省が真田教育長を聴取。調査・処分が不十分と指導
27日中山成彬文科相が衆院予算委で「違法行為と判断している。厳しい処分が必要」と答弁(国会議事録抜粋は別に掲載しています)
2月2日小泉純一郎首相が衆院予算委で「教員は公務員。法律を守ってもらわないと困る」と答弁
7日小林正元参院議員らが政治資金規正法違反罪(虚偽記載)で広瀬氏ら3人を山梨県警と東京地検に告発
13日「山梨の教育を考える会」発足集会、甲府市にて
15日県政連は県選挙管理委員会に平成15年個人からの寄付金を従来のゼロから1,021万円に修正申告した。
23日県政連は平成16年の収支報告書を前倒し(期限は3月)で提出し、寄付金収入として5,142万円を計上した。
3月1日「山梨の教育を糺す有志の会」のメンバー6人が県政連の広瀬知徳会長ら3人を政治資金規正法違反の疑いで告発する告発状を山梨県警に提出
29日文部科学省銭谷真美初等中等教育局長は、内藤いづみ県教育委員長を呼び、県教委が2004年12月27日に行った訓告などの処分を見直すよう求めた。
30日県政連事務所を県教育会館から「輿石東とともに明日を拓く会」(東明会)事務所があるビルに移転
4月6日内藤いづみ県教育委員長は教育委員と対応を協議し結論は「新たな事実関係が判明しない限り、処分見直しや再調査は行わないこととする」
5月20日山教組第72回定期大会、甲府市総合市民会館
6月11日甲府市教職員組合第69回定期大会・甲府市教育会第61回定期総会(会場・甲府市総合市民会館会議室)
8月3日山教組は連合山梨に今衆院選の選対参加辞退を伝え、連合山梨と民主党県連の連絡会議で了承された。
6日中山成彬文部科学相が来県。 教育、 文化、 体育団体との 「語る会」 の名目
25日県教委は 市町村教委に教職員の選挙運動を 「禁止」 する文書を通知した。
26日文部科学省が現地調査。 県教委に再調査や処分見直しを要請
10月29日〜
30日
第55次教育研究山梨県集会(韮崎)、この時の報文は全て第55次教育研究全国集会報告書として刊行された
11月4日平成17年度山梨県教育功労者表彰式の開催は不明、被表彰者リスト(24人)は公開された
11月30日山梨県警捜査2課は政治資金規正法違反(虚偽記載)容疑で山梨県民主教育政治連盟(県政連)の広瀬智徳会長(76)と山教組の長田英和財政部長(46)を書類送検
12月21日山梨県教育委員会の委員長内藤いづみ氏が退任、曽根修一氏が就任した
12月27日文部科学省が山梨県教育委員会に4項目の文書指導を行った。
2006
平成18年
1月18日甲府区検は政治資金規正法違反(虚偽記載)で山梨県民主教育政治連盟(県政連)の広瀬智徳会長(76)と山教組の長田英和財政部長(46)を略式起訴
23日甲府簡裁は政治資金規正法違反(虚偽記載)で山梨県民主教育政治連盟(県政連)の広瀬智徳会長(76)と山教組の長田英和財政部長(46)に対しそれぞれ罰金30万円の略式命令
3月8日山教組2006年度、委員長に竹川和彦氏(44)-牧丘一小、財政部長に松井渉氏(40)-竜王小、副委員長に坂野修一氏(41)-石和東小、書記長に宮下敏幸氏(42)-吉田西小、任期は4月1日から2年間
18日真田良一教育長が勇退、後任に韮崎高校長の広瀬孝嘉氏が就任見込み、22日の県議会で承認、教育委員発令は4月1日。
20日県教委は県政連問題に関係して14名の懲戒処分、10名の文書訓告、厳重注意処分を発表した。長田英和氏は停職3か月、山教組書記長を戒告処分、県や郡の教頭会役員ら12人を戒告処分(これは2004年12月に訓告や厳重注意処分された同職17人中退職者を除く12名)、山教組秋山俊一執行委員長を文書訓告、支部書記長9人を市町村教委の厳重注意処分とした
24日県教委は教員の人事異動を内示、発令は4月1日。20日の処分対象者の中から今回昇進と考えられる者が2名との報道あり。仙洞田篤男義務教育課長は小学校長として赴任する。
5月19日山教組第73回定期大会、南アルプス市
6月3日山教組甲府支部定期大会に出席した輿石東議員が産経新聞社の取材に応じた。「(資金集めは)山教組と県政連がやったこと。教員が処分されたことについてもコメントする立場にない」、資金集めには「(自分が)集めてくれと言ったわけではない」と述べた。
7月18日曽根修一委員長任期満了で7月15日付退任、井上一男氏(76)が委員長就任
8月8日甲府市教育研究協議会 第41次夏季全体集会(主催・甲府市教育研究協議会 055-237-1499、アイメッセ山梨 13:00〜16:00)
8月9日〜
10日
第47回関東甲信越地区公立学校教頭会研究大会・山梨大会(主管・山梨県公立小中学校教頭会 0553-22-0173、アイメッセ山梨)
10月13日欠員の教育委員に元県公立小中学校長会長の須田清氏(62)が就任
10月28日〜
29日
第56次教育研究集会、富士吉田市、神本美恵子参議院議員(民主党比例全国区)が挨拶
11月2日平成18年度山梨県教育功労者表彰式 被表彰者リスト
11月25日知事・県議会議長・県教育委員会へ各郡市の義務教育振興集会での要望を集約
11月25日第56回「子ども・保護者・教職員の会」、甲府市立東中学校
2007
平成19年
1月6日山教組の新年互礼会、輿石東参院議員は 「叩かれたら、 怒りをもって立ち上がる。 これが山教組運動の原点だ。 山教組も本気になろうではないか」 と、 出席した支部長など組合役員や専従役員OBらに檄を飛ばした(知事選関連記事−山梨新報)
5月18日山教組第74回定期大会、南アルプス市桃源文化会館、(例年金曜日の開催らしい)
7月29日第21回参院選で民主党米長晴信氏当選(山教組推薦)
10月27日〜
28日
第57次教育研究集会、大月市
(山梨県教育庁富士・東部教育事務所が大月市教育委員会に小中学校会場使用申込をした)
11月2日平成19年度山梨県教育功労者表彰式 今回から被表彰者リストに功績の概要が記載された
2008
平成20年
2月2日〜
4日
日教組第57次教育研究全国大会、東京品川のグランドプリンスホテル高輪の全体集会が中止、各地の分会のみ開催、山教組からは130名の教員が参加(掲示板情報)
5月10日第58次春季教研集会、昭和町総合体育館・昭和町立押原中学校(土曜日開催)
5月14日中巨摩地域春季教育研究集会(水曜日、全校休校)(甲斐市双葉中学校の行事予定表より)
5月17日山教組第75回定期大会、南アルプス市桃源文化会館(土曜日開催)
6月7日甲府市教職員組合第72回定期大会並びに甲府市教育会第64回定期総会(会場・甲府市総合市民会館会議室)
6月21日輿石順一委員長任期満了で6月20日退任、金丸康信委員(2期目)が委員長就任、2度目
10月25日〜
26日
第58次教育研究集会、甲府市立城南中学校(全体会・分科会)、甲府市立大国小学校(分科会)
2009
平成21年
2月21日〜
23日
日教組教育研究全国集会、広島県大会、山教組からも発表あり
5月9日第59次春季教研集会、韮崎北東小など(土曜日開催)
7月4日(土)第55回 関東地区高等学校PTA連合会大会山梨大会 会場・山梨県民文化ホール お問い合わせ先:山梨県高等学校 PTA連合会 TEL:055-226-7290
8月12日甲府市教育研究集会 会場・アイメッセ山梨 14:00〜16:00 全体集会と記念講演 主催・甲府市教育研究協議会 055-237-1499
10月16日(金)〜
17日(土)
第41回 日本PTA関東ブロック研究大会山梨大会(全体会:富士山アリーナ 分科会:富士北麓地区)主管・山梨県PTA協議会
10月24日〜
25日
第59次教育研究集会、甲州市、山梨県PTA協議会は「特別分科会」に参加