正規王者のベルトを巻きバンザイする家住＝東京・後楽園ホール
「東洋太平洋ライトフライ級王座統一戦」（８日、後楽園ホール）
暫定王者・家住勝彦（２９）が、正規王者・和田峯幸生（２８）を３-０の判定で破り王座を統一した。家住は１回に２度のダウンを奪い、終盤の和田峯の猛攻をしのぎきった。同王座の初防衛に成功した家住が、正規王者に昇格した。
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作戦通りの展開だった。１回に２度のダウンを奪った家住はセコンドの「打ち合うな」の指示を守り、あえて打ち合いにいかなかった。１０回に和田峯の左フックでぐらついたが、冷静に切り抜け王座統一に成功した。
「暫定」の２文字が取れ、晴れて王者として勝ち名乗りを受けた家住は「倒せなかったのはファンに申し訳ないけど、暫定のままじゃ嫌だったから勝ててうれしい。和田峯さんのパンチは今までで一番強かった」と笑顔で振り返った。
(２００９年１２月８日)