プロテスト受験者の中で最重量のヘビー級ボクサー・植田=東京・後楽園ホール
ボクシングのC級ライセンス(4回戦)のプロテストが8日、東京・後楽園ホールで行われ、Sミドル級(76・2キロ)からヘビー級(90・7キロ以上)までの重量級選手13人が受験した。重量級選手を一堂に集めたプロテストは初めてで、合否は9日に発表される。
51年ぶりに国内ランキングが復活したヘビー級ウエートの受験者は3人で、101・5キロの植田和彦(29)=新田=が最重量。植田は小学生の時にわんぱく相撲の全国大会に出場した経験を持ち、茨城・太田一高時代にボクシングを始め、13年のボクシング歴がある。
テストのスパーリングではパンチをまともに受ける場面が見られた植田は「今日はいつもの自分が出せなかった。緊張もあったと思う。アマチュアでは2戦2敗なので、テストに合格し1勝したい」と意気込んだ。
(2009年12月8日)