鈴木「重圧を力に変えたい」…柔道グランドスラム東京大会

　柔道のグランドスラム東京大会（１１～１３日・東京体育館）に出場する日本選手が９日、東京都内で記者会見した。今年の世界選手権で金メダルなしに終わった男子勢では、１００キロ超級の鈴木桂治（国士舘大教）が「重圧を力に変え、一生懸命やる」と意欲を口にした。

　北京五輪で２連覇を果たした６６キロ級の内柴正人（旭化成）は「調子はいいので頑張る」と前向きに話した。

　女子は世界選手権覇者２人が意気込みを語り、４８キロ級の福見友子（了徳寺学園職）は「来年の世界選手権に向けての第一歩を踏み出したい」と話し、５２キロ級の中村美里（三井住友海上）は「絶対に優勝できるように頑張る」と力強く宣言した。

　昨年まで嘉納杯東京国際として開催され、今年からは国際柔道連盟が五輪、世界選手権のほかに４段階に格付けした大会のひとつとなった。グランドスラムはマスターズに次ぎ２ランク目の格付けとなる。