Bs木佐貫が入団会見“ライバル”杉内へ雪辱誓う
入団会見を終え、スカイマークスタジアムをバックにポーズをとる木佐貫 |
◆ 高校時代に苦杯…12年越しの好機 ◆
高木との交換トレードで巨人から移籍した木佐貫洋投手(29)が8日、スカイマークスタジアムで入団会見に臨んだ。年俸4300万円プラス出来高払いで、背番号は「12」。右腕は「ローテーションに入って1年間投げ通したい。木佐貫を獲ってよかった、と思ってもらえるように頑張りたい」と力を込めた。
高校時代のリベンジを果たす好機到来だ。移籍で同一リーグとなったソフトバンク・杉内とは鹿児島・川内高時代の3年夏の県大会決勝で甲子園出場を懸けて投げ合った。その時は1−3で敗れた。それから11年が経過。前後してプロ入りしたものの、過去に公式戦、オープン戦を通じて1度も対戦はない。「自分にとって杉内という投手は人一倍、意識する相手。がっぷり四つでやれるよう頑張りたい」。来季の先発ローテーション入りを果たした上で、ライバル・杉内に対して12年ぶりのリベンジを狙う。
08年5月7日の阪神戦で頭部死球を与えた金本に謝罪した際に受けた、「気にするな」という言葉を今も胸に刻み、「くすぶっていては、金本さんの言葉が無駄になってしまう」と心機一転を期す通算35勝右腕。新天地での飛躍を期す。
[ 2009年12月9日付 ]
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