「スマッシュ」が生まれ「ハッスル」は消え去るのか…
新団体「スマッシュ」の旗揚げで、04年に発足したハッスルが消滅する可能性が出てきた。「スマッシュ」の酒井代表(クォンタムジャンプジャパン株式会社代表)はハッスル最高顧問を辞任した理由を「選手や業者への未払いなどといった諸問題や、目指すプロレス像に乖離(かいり)があった」と説明した。
問題を抱えたハッスルは10月29日、11月26日、12月24日の後楽園大会と11月29日の名古屋大会を中止。酒井氏はハッスルエンターテインメントの山口日昇社長と新体制を確立し、25日の「ハッスル・マニア」(両国国技館)で再スタートを切る予定だった。しかし、金銭などの問題が大き過ぎたためハッスルとの関係を解消。酒井氏は「後楽園の中止に関してもハッスルの問題で、ウチとは関係ない」と強調した。
現在、山口社長とは連絡が取れず、TAJIRIら選手たちもハッスルを去った。選手不在では25日の「ハッスル・マニア」開催は厳しい。故橋本真也さんや高田総統、インリン様と奇抜なキャラクターでリングに新しい風を吹かせてきたハッスルも、6年で終止符を打つことになりそうだ。
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