2009年12月9日 18時10分更新
世界各国で親しまれている名作絵本などの展示・販売が岡山市の書店で開かれています。
この催しは、クリスマスを前に絵本が持つ温かさと楽しさを味わってもらおうと、岡山市の書店が行っているものです。
展示会には本のページを開くとライオンの顔が飛び出す絵本などさまざまな仕掛け絵本が展示即売されています。
中でも人気の「不思議の国のアリス」の仕掛け絵本では1ページを拡大して展示したスペースも設けられています。
また、しかけ絵本の製本工程を写真で紹介したパネルの展示も行われていて、細かな作業を手で行いながら本を仕上げていく様子がわかります。
このほか、子どもたちに人気の絵本、「ピヨピヨもりのゆうえんち」の原画展も同時に開催され、主人公の5羽のひよこの姿などが描かれた7枚の原画からは、細かい部分まで丁寧に描かれていることがわかります。
丸善岡山シンフォニービル店の谷吉祐実さんは、「子どもから大人まで絵本をもっと身近に感じてもらいたい」と話しています。
この展示会は今月25日まで、岡山市北区表町の丸善岡山シンフォニービル店で開かれています。