岡山放送局

2009年12月9日 18時10分更新

真庭でおもしろ宇宙実験教室


小学生に真空や極低温の世界など宇宙空間の特徴的な環境について実験を通して体験してもらおうという教室が、岡山県真庭市で開かれました。

この教室は、小惑星の観測などを行っている財団法人の日本宇宙フォーラムが子どもたちに宇宙を身近に感じてもらおうと行ったものです。

真庭市栗原にある美川小学校の図書館で行われた教室では4年生から6年生までのあわせて54人が参加しました。

このうち、宇宙の極低温の世界を体験してもらおうと行われた実験では子どもたちは液体窒素によって凍ったバナナで釘を打ったり、菊の花を手でぱりぱりとつぶしたりしていました。

また、真空状態を体験する実験では容器に風船を入れて容器の空気を抜くとなかの風船が大きくふくらむという実験に取り組みました。

参加した女の子の1人は、「最初は宇宙はちょっと恐いなと思っていたが、教室に参加して宇宙に関心を持つようになりました」と話していました。