岡山放送局

2009年12月9日 18時10分更新

後楽園タンチョウ飛行訓練


日本三名園の1つ岡山市の後楽園で正月にタンチョウが園内を飛び回る様子が公開されるのを前に9日飛行訓練が行われました。

岡山市北区の後楽園では毎年正月にタンチョウが園内を飛行する様子が公開され新春の恒例行事として大勢の観光客が訪れます。

9日は本番に向けてタンチョウの飛行訓練が公開され飼育員に誘導されて4羽のメスのタンチョウが園内の芝生に登場しました。

そして、飼育員がかけ声をかけながら走ると、それにつられるようにして園内を1周ほど優雅に飛行しました。

訪れた人は、タンチョウが飛び立つと写真におさめるなどして楽しんでいました。

飼育員によりますと9日訓練を行った4羽のタンチョウはすべて人工ふ化で生まれたときから飛行訓練をしてきたため、園の外へ逃げる心配はないということです。

訓練の様子を見ていた男性は「飛ぶ瞬間は毎年見ていますが感動しました。自分も空を飛んでいるような気分になりました。正月も楽しみです。」と話していました。

またタンチョウの飼育を担当している藤原康正さんは「正月まで、さらに訓練を重ねてぜひたくさんの人に見に来て頂きたいです。」と話していました。