2009年12月9日 18時10分更新
岡山県は、政策を立案し推進する機能を強化するため、「総合政策局」を新設することなどを盛り込んだ、組織改正案を公表し、新年度から実施する考えです。
このうち新たに設けられる「総合政策局」は、政策を立案し推進する機能を強化するとともに、部局を横断する課題にも対応できるようにする狙いです。
また、「企画振興部」と「生活環境部」を再編して、新たに「県民生活部」と「環境文化部」を作るとしています。
このうち「県民生活部」は、地域の活性化や男女共同参画社会の実現など県民生活に関する部局に、「環境文化部」は、環境に配慮しながら、文化やスポーツなどを振興していく部局になるということです。
このほか、災害や緊急事態に対応する「危機管理部門」を強化するため、総務部から独立させ、知事直轄の部門にするとしています。
新たな部局の名前はいずれも仮称で、県では今後さらに検討を加えたうえで、来年2月の定例県議会に組織改正案を提出し、新年度から実施したいとしています。