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菅VS.亀井「しこり残りません」 8日の鳩山首相(1/3ページ)

2009年12月8日21時9分

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 鳩山由紀夫首相が8日夕、記者団に語った内容は以下の通り。

 【菅副総理VS亀井大臣】

 ――きょう追加経済対策が閣議決定されたが、菅直人副総理と亀井静香大臣が激しく議論し、記者会見でお互いが相手に不満を述べている。連立や閣内にしこりを残す不安はないか。

 「まず、24兆円規模のね、事業規模の、補正予算をみんなで努力をして組んだと。そのことで経済をしっかり立て直していこうじゃないかという意思が表明されたことは、良かったと思っています。その中で、政策論争ですからね。いろんな激しい議論があったことはむしろ、私はそれぞれの立場からね、経済をなんとかしなきゃならんと。あるいはこれはやはり財政規律も大事だと。いろんな意見があって、厳しい意見のやりとりがあったのは、私はある意味で認められてしかるべきだと。極力その後はね、お互い意見の開陳のあとは、仲良くやることが当然ですから、私も含めて当然のことながら、政策論争なんですから、しこりが残らないように最大限努力しますし、しこりは残りません。そう思います」

 【事務次官の廃止】

 ――仙谷由人大臣が検討している事務次官の廃止について、首相の考えはどうか。

 「これはいまね、閣内でも議論していますし、政治主導ということだけで議論するものではないと思います。ある意味で、今日まで事務次官の役割は何だったのかと。やはり事務方のトップとして、ある意味での役所をまとめるという役割があったと思うし、それがすべてなくなったということでもないと思いますから。しかし、一方で会議(※原則週2回の事務次官会議)もなくなったんだから廃止もしていい、と様々な議論が今始まったばかりでね。私が今、そんな中でね、どちらに軍配をあげるかということまで申し上げるつもりはありません。大いに議論すればよいと、そう思っています」

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