2009.12.06 Sunday
JUGEMテーマ:読書
以前にご紹介した本が昨日の夜に届きました。
今朝から読み始めてついさっき読み終わりました。
ほぼ「一気読み」です。
泣きました・・・何度か
確かに、フィクションです。
確かに、先が読めてしまいます。
確かに、んなアホな、と思ったりする自分も、もちろん、いるんです。
でも、泣いちゃいます。
冒頭のエピソードが伏線として見事に機能しています。
この本の試読版が綴じ込まれていた、週刊ダイヤモンド2009年11月14日号に掲載されている、上田惇生さん(ドラッカーの著作の訳者にして、ドラッカー学会代表)のインタビューで、この本について次のようにコメントされています。
七回ほど目がしらが熱くなりました。
ボクは目がしらが熱くなるどころか、何度か涙がポロポロとこぼれてきました。
映像化したらすごーく面白い、と思います。
(でも、実写は勘弁して欲しいなぁ。実写の野球の映画・ドラマとか見ていて、一番興ざめするのが肝心の野球のシーンですよね。そんな投げ方で甲子園行けるの?!そんなバットのスイングであんな打球が?!って思ってしまいます。いくらそれ以外のドラマ部分が面白くても、どうもダメです、ボクは。)
面白くて、泣けて、学べて、考えられるそんな本だと思います。
そんな本の中で、投信ブロガーとして深く頷いた箇所、実際にはドラッカーの言葉なのですが、それを最後にご紹介したいと思います。この本の124ページです。
マーケティングが長い間説かれてきたにもかかわらず、消費者運動が強力な大衆運動として出てきたということは、結局のところ、マーケティングが実践されてこなかったということである。消費者運動はマーケティングにとって恥である。
(一六~一七頁=マネジメント - 基本と原則 [エッセンシャル版])
投信ブロガーの皆さんの活動が消費者運動として「強力」とまで果たして表現できるか否か、という問題はありますが、それを置いておけば日本の投信業界に対して大変厳しいメッセージでは無いか、そんな風に感じたりもします。
ま、こんなことを云われたところで「恥」なんてちっとも思わないのでしょう、面の皮がとっても分厚いのでしょうね、この業界の皆さんは。
<おしらせ>
投信ブロガーの皆様の投票をお待ちしています。
結果発表は 第2回 インデックス投資ナイト にて。
<おしらせ 了>
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