食料自給率アップ推進宣言

新興国の食料需要の増加、バイオ燃料需要の急増、異常気象の影響による農業生産の減少等、食料需給問題が世界規模で深刻化する中、日本の食料自給率は年々下がり続けています。平成20年度の食料自給率は前年度より1%上がった41%でしたが、それでも主要先進国の中では最低水準に値します。

今、私たちの食料の未来は危機に晒されています。現在の低い食料自給率のままでは、世界の食料需給問題がさらに悪化したとき、私たち国民への安定した食料供給に支障が出る可能性が非常に高いと懸念されているのです。そうなれば、私たちの今の食生活は、大きく変化せざるを得ないでしょう。

私たちは、食料を安心しておいしく食べられる社会を守らなければなりません。長い間、美しい自然と大勢の人の手によって育まれてきた日本の豊かな食文化を、子供たちの世代へと引き継がなければなりません。

食料自給率の向上は、そのために達成させなくてはならない課題のひとつです。私たちFOOD ACTION NIPPON推進本部は、平成27年度には日本の食料自給率を45%までアップさせることを目指しています。

食料自給率をアップさせるには、できることからACTIONを始めることが最も大切です。米や野菜を中心としたバランスのよい食生活を心がける、食べ残しを減らす、国産の新鮮な旬の素材を食べるなど、シンプルでおいしいACTIONこそが日本の食料自給率を再びアップさせる原動力となるのです。

FOOD ACTION NIPPON推進本部は、日本の食を次の世代に残し、創るために、食料自給率の向上を目指した「FOOD ACTION NIPPON」という国民運動の推進に全力で取り組んでまいります。日本の食料自給率の向上を通じて、日本の食の安全と豊かさを未来の子供たちへ引き継いでいくために、精力的に活動していくことをここに宣言いたします。

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