(cache) 一両日中にも二階氏秘書略式起訴 西松献金の虚偽記載罪 - 47NEWS(よんななニュース)
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  • 一両日中にも二階氏秘書略式起訴 西松献金の虚偽記載罪

     二階俊博前経済産業相が代表の政党支部が、社員らの名義を使う形で西松建設が献金した計900万円を政治資金収支報告書に虚偽記載したとして、東京地検特捜部は8日、政治資金規正法違反罪で一両日中にも、二階氏の政策秘書を略式起訴する方針を固めた。地検が上級庁と詰めの協議を行い、了承を得たもようだ。

     西松建設の元社長(70)については「既に規正法違反罪などで有罪が確定している」として起訴を見送るとみられる。

     西松建設の巨額献金事件は、小沢一郎民主党幹事長の公設第1秘書大久保隆規被告(48)=規正法違反罪で起訴=に続き、自民党側にも波及する見通しとなった。

     関係者の話などによると、西松建設は2006~08年、社員ら60人の名義を勝手に使い、二階氏が代表の自民党和歌山県第3選挙区支部(御坊市)に年300万円、計900万円を献金。当時実質的な会計担当だった政策秘書が、収支報告書に寄付者名を記載する必要のない5万円以下の個人献金として虚偽記載した、としている。

     政策秘書は問題が発覚した4月、特捜部から任意で事情聴取を受けたが、容疑を否認。先月ごろから始まった再聴取で一転、認める供述をしたという。

      【共同通信】