出演順も決まり気勢を上げるM-1グランプリ決勝進出者。(左から)ナイツ、南海キャンディーズ、東京ダイナマイト、ハリセンボン、笑い飯、ハライチ、モンスターエンジン、パンクブーブー=東京・六本木のテレビ朝日
若手漫才No.1決定戦「オートバックスM-1グランプリ2009」決勝進出者が7日、都内で発表され、笑い飯、ナイツら8組が史上最多4629組から選ばれた。決勝は20日。敗者復活戦の勝者1組を加えた9組で賞金1000万円を争う。
ラストイヤーの笑い飯は、絶好のネタ順5番から有終の美を目指す。この日もパワーストーンに執着する哲夫(34)を尻目に、西田幸治(35)は「今年のデキはどう?って聞かれるけどボジョレ・ヌーボーみたい。戦略は8回も出てるんで分かる。大きな声でハッキリと」とボケて笑わせた。
一方、パンクブーブーとハライチは初の決勝。01年結成のパンク-は佐藤哲夫(33)、黒瀬純(34)のコンビ。結果発表でうれし泣きしたという黒瀬は、ネタ順8番の結果に「次の敗者復活の人が優勝して、“いいパスをありがとう”と言われたい」と控えめだった。
また、ハライチは岩井勇気、澤部佑がともに23歳と最年少。昨年こそ準決勝進出したものの06、07年は1回戦で敗退。丸刈り頭の澤部は「フレッシュさを押し出したい」と古臭い表現で意気込んだ。なお、連覇を目指したNON STYLEは決勝進出を逃した。