岡山放送局

2009年12月8日 21時1分更新

岡フィルコンサート

真庭市の小学校でオーケストラの出前コンサートが開かれ、子どもたちが生の演奏を楽しみました。

このコンサートは国の地域文化振興の事業を利用して行われたもので、真庭市の川上小学校の体育館には地域の3つの小学校の児童あわせて70人が集まりました。

そして、「岡山フィルハーモニック管弦楽団」の40人編成のオーケストラが、ベートーベンやヨハン・シュトラウスの曲目を演奏しました。

曲の合間にはオーケストラの指揮者がひとつひとつの楽器を鳴らして弦楽器が大きさによって音域が違うことを示し、さまざまな楽器の音が調和して音楽を生み出していることを紹介していました。

また、6年生の子どもが指揮を体験し、指揮棒を降り始めたとたん一斉に楽器が奏でられると少し驚いた表情を見せていました。

8日はインフルエンザによる学級閉鎖の影響で多くの児童が欠席していましたが、ほとんどがオーケストラの演奏を生できくのは初めてだったということです。

子どもたちは「楽器の近くできく音は迫力があった」とか「演奏している人の動きがとてもきれいだった」などと話していました。