岡山放送局

2009年12月8日 21時1分更新

テスト復習が学力向上につながる


ことし4月に行われた全国学力テストの結果について岡山県教育委員会が分析したところ、学校のテストでまちがえた問題を家で解き直している子どもほど、学力テストの正答率が高いことが分かりました。

全国学力テストは小学6年生と中学3年生を対象にことし4月に行われ、県教育委員会は学力と生活状況の関連について詳しい分析をまとめました。

このうち、ふだん学校で行われるテストで間違えた問題を、家に帰ってから勉強するかという質問に対し、「していない」と答えた中学3年生は数学の応用問題の正答率の平均が46.5%だったのに対して、「している」と答えた子どもは68.9%と22ポイントあまりも高くなっていました。

ほかの教科でも同じような傾向があったということで、県教育委員会は「与えられた宿題をこなすだけでなく、子ども自身が課題を見つけて学習を進める習慣を身につけることが重要だ」と話しています。