ボクシングの協栄ジムの金平桂一郎会長が7日、WBA世界フライ級王者デンカオセーン(タイ)と結んだ契約を解除する意向を示した。WBAがデンカオセーンと亀田大毅(亀田)との再戦を認可したことで、坂田健史(協栄)のデンカオセーン挑戦が消滅した。
金平会長は「デンカオセーンとは事実上(対戦が)不可能ですので契約解除の方向で話を進めたい」と話した一方で、「JBCを通して坂田の転級を要請したのに、最新ランクではスーパーフライ級7位となっている。非常に困惑しています」と表情を曇らせた。
(2009年12月7日)