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船木、来年1・3世界タッグ王座挑戦

 世界タッグ王座戦へ必勝を誓った武藤(左)と船木=都内
 世界タッグ王座戦へ必勝を誓った武藤(左)と船木=都内

 「全日本、世界タッグ王座」(1月3日、後楽園ホール)

 世界最強タッグ決定リーグ戦を初制覇した武藤敬司&船木誠勝組が7日、都内で一夜明け会見し、来年1・3後楽園大会で鈴木みのる&太陽ケア組が保持する世界タッグ王座に挑戦することが発表された。船木にとって因縁の鈴木との“清算マッチ”となり、「次のステップでベルトが欲しい」と“純プロレス”初のベルト奪取を誓った。

 船木と鈴木は新日本-第2次UWF-藤原組と同じ道を歩き、93年にパンクラスを旗揚げした盟友。2トップとして団体をけん引した。その後、決別した鈴木と、全日本の9・26横浜大会で15年ぶりに一騎打ちも相手の暴走で反則勝ち。1・3で完全決着が期待されるが、船木は「ただの戦う相手」と特別な感情を否定した。だが武藤は「鈴木も決着をつけにくるだろう。真っ向勝負だ」と遺恨清算を指令した。

 船木は公開練習で披露しながら、前シリーズでは出さなかった空中殺法・月面水爆を「チャンスがあれば出したい」と“奥の手”に設定。V5防衛を狙う鈴木討ちを果たせば、船木の3冠王座挑戦も夢ではなくなる。

(2009年12月7日)
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