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興毅 英会話特訓!10カ月でベラベラや!

 升酒を手に(左から)父・史郎氏、次男・大毅、三男・和毅と乾杯する亀田興毅(左から二人目)=東京都内のホテル
 升酒を手に(左から)父・史郎氏、次男・大毅、三男・和毅と乾杯する亀田興毅(左から二人目)=東京都内のホテル

 ボクシングのWBC世界フライ級王者・亀田興毅(23)=亀田=が、本格的な米国進出に向けて英会話レッスンを受けることが7日、分かった。来年にもボクシングの本場・米ラスベガス進出を計画しており、今月中にも専属の家庭教師をつけてレッスンを開始する。3階級制覇を達成後はラスベガスを主戦場としてリングに上がる意向で、英語を完全マスターし、世界の「カメダ」を目指す。

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 興毅は本気だ。「アメリカ行くなら英語は絶対にしゃべれなアカン。先生に英語を習いたい。勉強は苦手やけど、ラスベガスで戦うなら英語がしゃべれへんかったら話にならんよ」。現在、英会話の家庭教師を探しており、今月中にも本格的なレッスンを開始する。

 米国でのビッグマッチでは王者と挑戦者が全米を回ってPR活動する。その際、報道陣とのやりとりは英語が主流。メキシコ人同士の場合はスペイン語となるが、日本人の興毅に英語が求められることは必至。そのため米国進出には英会話習得が絶対条件となる。

 また、将来的にプロモーターを目指す興毅にとって、英語に加えスペイン語習得も必須となる。メキシコ合宿の成果もあり、興毅は簡単なスペイン語は話すことができ、同国に練習拠点を置く三男・和毅はスペイン語が堪能のため、スペイン語はクリアできそうだ。

 世界戦2試合分の興行権を宮田ジムが所有しているため、V2戦までは国内開催が濃厚。本格的な米国進出は来秋以降となる見込みで、英会話習得までのリミットはあと10カ月。「完璧に話せるぐらいになってアメリカに行きたい。バイリンガルや」と意気込んだ。

 この日、都内で行われた葛飾後援会主催の祝勝会で、改めて3階級制覇に決意表明。「頭の中では次のことを考えている。まだまだ進化せなアカンし、もっと強くならなアカン。3階級制覇に向けて止まってるヒマはあらへんから」と語った。

(2009年12月9日)
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