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訓練の海自ヘリが海上に不時着、1人救助2人捜索 長崎

2009年12月9日0時39分

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写真:長崎海上保安部の巡視艇「いきかぜ」が回収した、遭難ヘリのものとみられる回転翼(第7管区海上保安本部提供)長崎海上保安部の巡視艇「いきかぜ」が回収した、遭難ヘリのものとみられる回転翼(第7管区海上保安本部提供)

写真:海保が発見した救命ボート(第7管区海上保安本部提供)海保が発見した救命ボート(第7管区海上保安本部提供)

図:  

 防衛省海上幕僚監部に入った連絡によると、8日午後7時35分ごろ、長崎県・西(にし)彼杵(そのぎ)半島の西方沖約27キロの海上で、訓練をしていた海自の哨戒ヘリSH60Jが海上に不時着した。ヘリには3人が乗っていたが、別のヘリが午後9時前までに機長の北島久仁彦2等海佐(39)を収容。右手首にけがをしているが、命に別条はないという。

 海自は、艦艇や航空機を現場海域に派遣、同乗の副操縦士の千場裕之1等海曹(24)と航空士の浅井千明2等海曹(41)について捜索を続けている。捜索中のヘリなどが、着水し破損した機体の一部とみられるものを発見した。

 緊急着水したヘリは当時、他の2機のヘリと同じ空域で、千場1曹が「第1操縦士」になるための養成訓練中だった。ヘリは海自大村基地(同県大村市)の所属。午後5時35分ごろ、大村基地を離陸。午後6時半ごろ、自機の位置を知らせる位置通報を大村基地に伝えたのを最後に消息を絶っていた。午後7時40分ごろ、一緒に訓練していた別のヘリが緊急信号を受信、5分後に北島2佐を発見した。

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