日米閣僚級協議を中断=岡田外相が表明−立ち消えの可能性も
(時事通信) 12月8日(火) 20:03:22
岡田克也外相は8日午後の記者会見で、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)移設問題に関し、鳩山由紀夫首相が現行計画のキャンプ・シュワブ沿岸部(同県名護市)以外の候補地も探す意向を示したことを受け、日米の閣僚級作業グループによる協議を「いったん停止する」と表明した。
外相は、作業グループの目的は現行計画に至った経緯の検証だと指摘。「連立(与党)の話、先送り論、新しい場所を探す話が出てきたが、これらは作業グループを超える話だ」と述べ、政府の方針が固まるまで米側との協議を再開するのは困難との認識を示した。さらに「日本政府の議論の結果、作業グループはなくなってしまうかもしれない」とも語った。
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