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4年制女子大「京都華頂大」を開設
11年度春から |
学校法人佛教教育学園は8日、華頂短期大(京都市東山区)を一部改組し、2011年4月に4年制女子大「京都華頂大」(仮称)を開設する計画を発表した。佛教大(北区)とともに同学園の高等教育の柱に位置付け、児童学など家族や家庭と地域の在り方をテーマにした教育研究の一層の充実を目指す。
華頂短大は1953年に知恩院境内の現キャンパスに開設され、現在は幼児教育学科など3学科で計約800人(収容定員1160人)が学んでいる。少子化の影響などで07年度から定員割れが続いており、来年度からは収容定員を千人に減らした上で、うち400人分を11年度から4年制大に移行する。
4年制大は、現代家政学部現代家政学科(仮称)のみの単科制で、ライフデザイン、児童学、人間福祉学の3コースを設ける。現キャンパスに建設中の新棟や既存の校舎を利用する。
華頂短大の中野正明学長は「新しい家政学の構築を目指す。開学から55年にわたる実績を基に、4年制大への志向が高まっている社会のニーズに応えていきたい」としている。
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