キングコング・西野、Ｍ－１準決勝敗退に「やっちまった」

　お笑いコンビ「キングコング」の西野亮廣（２９）が８日、「Ｍ－１グランプリ２００９」で準決勝敗退したことについて「ズッコケちゃいました。どうもすみません」と自身のブログでファンに報告した。

　準決勝敗退を告げられた６日夜は、同じく決勝に進めなかった前回王者「ＮＯＮ　ＳＴＹＬＥ」石田明（２９）と酒をくみかわした。２人は今年がＭ－１最終年となるコンビ結成１０年目。西野は初Ｖ、石田は史上初の連覇を目指したが、願いを叶えることはできず「お互い、やっちまったねえ」としんみりした様子だった。

　西野は準決勝での漫才について「何か大きなミスをしたわけでもなく、やることはやった」と、この結果が実力であることを潔く認めた。その上で「こうなりゃ狙うは逆転サヨナラ満塁ホームラン」と、２００７年にサンドウィッチマンが成し遂げた、敗者復活戦からの逆転優勝に意欲。「２００９年、もっともドラマチックな男になってやりましょう」と、前向きな発言でエントリーを締めた。

　西野と梶原雄太（２９）の「キングコング」はコンビ結成２年目の０１年大会（第１回）で決勝進出を果たしたが７位。０２からは３回続けて準決勝で敗退し、０５、０６年は出場しなかった。０７年から再び参加し、この年は３位（決勝１回戦は２位）。だが、０８年は決勝に進んだものの８位に終わった。