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アメリカで緊急事態が発生している。なんと、日本への渡航に関して「危険である」と旅行者に対して警告しているのだ。われわれ日本人も海外旅行に行く場合、外務省の海外安全ホームページを参考にし、渡航する国の危険情報をチェックすることがある。それと同じような役割を果たしているのがアメリカ国務省のサイトなのだが、そこで警告が出されるということはきわめて危険であることを意味している。

ただし、今回「危険だから行くべきではない」と警告が出されたのは日本全体ではなく、東京都港区六本木地域のみ。つまり、日本に旅行するアメリカ人に対して、アメリカ国家が「六本木は危ないから行ってはダメ」と警告していることになる。どうして危険とみなされてしまったのか?

<アメリカ国務省の日本危険情報>
Concerns Regarding Roppongi, Tokyo: The majority of crimes reported by Americans in Tokyo have occurred in Roppongi, an entertainment district that caters to foreign clientele. Incidents involving U.S. citizens since spring 2004 include murder, assault, overdoses on heroin allegedly purchased in Roppongi, theft of purses and wallets at bars or clubs, and
drugs allegedly slipped into drinks. Several Americans have also reported being charged exorbitantly in bar tabs in some bars and clubs in Roppongi. A number of Americans have also been arrested over the past year in Roppongi for various offenses. Please be aware that Roppongi has also been the scene of violence between criminal syndicates.
Americans are urged to keep these incidents in mind and exercise caution should they choose to visit Roppongi.

アメリカ国務省によると「六本木は殺人、暴行、盗難、またぼったくり等の危険が多いので、もし行くのであれば十分に注意すること」と警告していることから、それらの犯罪に巻き込まれる可能性を懸念していると思われる。このことについて外国人向け旅行代理店の『TAS』スタッフは「外国人には、歌舞伎町よりも六本木が危ない地域として認識されているようです」とコメント。せっかく六本木ヒルズや東京ミッドタウンもあるのだから、怖がらずに観光してほしいものだ。
 

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