(cache) ガイドの判断ミスなど指摘 トムラウシ山遭難の中間報告 - 47NEWS(よんななニュース)
  47NEWS >  共同ニュース  > 記事詳細
  【PR情報】
  【PR情報】
  •  ニュース詳細     

  •  巨大な雪渓付近で救助を待つ遭難者(右上)=7月17日、北海道・大雪山系トムラウシ山で共同通信社ヘリから

    ガイドの判断ミスなど指摘 トムラウシ山遭難の中間報告

     北海道・大雪山系トムラウシ山(2141メートル)で7月、旅行会社アミューズトラベル(東京)が主催した登山ツアー一行18人のうち8人が凍死した遭難事故で、検証を進めている日本山岳ガイド協会の特別委員会(節田重節座長)は7日、事故要因としてガイドの低体温症に関する知識不足や判断の甘さなどを指摘する中間報告を公表した。

     危機管理に対する会社の体制不備なども指摘。特別委は今後も検証を重ね来年1月にも、再発防止策などを盛り込んだ最終報告をまとめる方針。

     中間報告によると、ガイド2人は特別委の調査に「低体温症は知っていたが詳細は知らなかった」と回答。7月16日の遭難当日、出発して約5時間がたった「北沼」付近で、吹きさらしの中、一行を約1時間待機させたことでほぼ全員が低体温症になったとし、発症から死亡までの時間は最も短かった人で2時間以内と推定した。

      【共同通信】