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保育所での死亡、6年間で52人 昼寝中の事例目立つ

2009年12月8日7時35分

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 厚生労働省は7日、2004年4月以降、全国の保育所で52人の園児が死亡したと発表した。年齢別では、0歳児の死亡数が23人と最も多く、次いで1歳児13人だった。

 全国の自治体からの報告をもとに04年4月〜09年11月の死亡事例をまとめた。発生場所で最も多いのが園内で41件で、乳幼児突然死症候群(SIDS)とみられる事例を含め、昼寝中の死亡が目立つという。

 死亡した52人のうち、認可保育所が19人で、無認可保育所が33人だった。無認可園の入所児童数は認可園の約9分の1の約23万人で、認可園と比べて無認可園の死亡事故の発生率が高かった。

 厚労省保育課は「無認可園の事例には保育体制の不備や観察不足があったと考えられるものがある」としている。

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