世界文化遺産の下鴨神社(京都市左京区)に今月下旬、イタリア人の巫女(みこ)がお目見えする。同志社大日本語・日本文化教育センターのジュリア・マルティーノさん(24)で、7日の説明会に参加し、心構えを学んだ。
年末年始限定のアルバイトとして採用される。礼儀作法や言葉遣い、袴(はかま)の着方などの指導を受けたマルティーノさんは「非常にうれしい。袴を着たら感動した。正座が少ししんどかったけど、これから練習したい」と笑顔で話した。
下鴨神社は約5年前から巫女のアルバイトに外国人の採用を始め、今年は130人のうちマルティーノさんのほか韓国、中国、台湾の5人がいる。【望月亮一】