7日午前4時ごろ、山口県防府市富海の山陽自動車道下り車線・大平山トンネル手前で、大型トラック同士の追突事故があり、追突されたトラックがトンネル入り口に乗り上げた。双方の運転手が足などに軽傷。撤去作業のため、徳山西-防府西インターチェンジ間の下りが約6時間半通行止めになった。
県警高速隊の調べでは、岡山県備前市浦伊部の男性(63)運転の10トントラック(車長12メートル)に、奈良県橿原市西池の男性(44)運転の13トントラック(同)が追突。はずみで10トントラックはトンネル入り口の左端部分に衝突し、13トン車に押される形でトンネルのへりに沿ってずり上がり、高さ7・8メートルのトンネルの頂上部まで乗り上げて止まったという。【諫山耕】
毎日新聞 2009年12月7日 20時45分(最終更新 12月7日 20時48分)