草の葉に付いた霜=7日午前7時すぎ、大分市横尾
7日は二十四節気の「大雪(たいせつ)」。寒気が強まり、冬の訪れを感じるころとされる。この日の県内は放射冷却と強い寒気が流れ込んだため、山間部で氷点下を記録するなど、各地でこの冬一番の冷え込みとなった。大分市では平年より6日遅く初霜を観測した。
大分地方気象台によると、大分市の最低気温は平年より1・7度低い2・7度。各地で平年より1~4度ほど低かった。同市横尾では、道路脇の日陰に生えた草に霜が降りていた。
同市下徳丸の向オーキッドでは、クリスマスを前に、赤やピンクなど約200鉢のポインセチアが店頭を飾っている。値段は大きさなどによって300~5千円まであり、今週末ごろが販売のピークという。
同社はコチョウランの栽培で知られるが、「赤い色にひかれるのか、クリスマスシーズンはポインセチアの人気が高い」と、同社の向ムツ子さん(63)。
各地の最低気温(カッコ内は平年)は、▽中津 2・6度(4・7度)▽日田 氷点下1・8度(1・6度)▽湯布院 氷点下4度(氷点下0・1度)▽佐伯 5・3度(5・4度)。
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