「たばこ1箱千円に」 民主党議員らが集会健康対策のために大幅なたばこ増税を求める集会が7日、都内で開かれ、民主党国会議員や有識者が参加して「たばこを1箱千円に」などとするアピールをまとめた。 集会は特定非営利活動法人(NPO法人)「日本医療政策機構」が主催。このほかアピールでは(1)現行のたばこ事業法を廃止し、健康増進目的の法律を新たに創設(2)たばこ税をがん対策などの医療費や喫煙対策などに充当する―と訴えた。 禁煙推進議員連盟で幹事長を務める民主党の小宮山洋子衆院議員は「喫煙率の低下や未成年の喫煙防止には、価格引き上げが一番の方法」と指摘。そのうえで「大幅な増税を目指すというメッセージを出してもらえるよう、政府税制調査会に働き掛けたい」と述べた。 日本禁煙学会の作田学理事長も「日本のたばこには輸入の葉タバコが使われており、消費量が減っても、すべて国内産にすれば葉タバコ農家に影響は出ない」と訴えた。 【共同通信】
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