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2009年12月 7日 (月)

想像できない。究極的には「力」がモノを言うのか?

フィリピンの選挙がらみでの対立陣営殺害事件は、まだまだ解決には至っていないようです。

対立陣営を、ジャーナリストも含めて殺してしまうという、問答無用な感じもショッキングでしたが、私兵が3000人逃走中というのも驚きです。3000人ですよ。どれだけのお金をかけているのやら。それだけお金があったということでしょう。

そして、私兵を組織して、それにものいわせての行動という発想もすさまじいものがあります。その私兵組織は、国側の軍隊(州兵)と戦闘をしてしまうというのだから、公の権力というのも見くびられているものです。

そこには、法律による統治という考え方は薄いのかなと思われます。まさしく「実力行使」の世界です。最後は力がモノを言うのかと思わされます。

それにしても、こういうニュースを読んで思うのは、日本と言う国に生まれている自分のありがたさ。本当に日本を創り上げてくれた先人たちに感謝です。ありがとうございます。

あ、でも首謀者は逮捕されているんですよね。
私兵3000人という組織を作るだけの経済力や、その他もろものの力があったとしても、逮捕はされてしまうんですね。強いのか弱いのかよくわかりません。

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コメント

私、現場の近くのダバオに20年近く住んでいる者です。ご指摘の様にびっくりするような量の武器を溜め込んでいるわけですが、かなりの割合で日本からの援助をガメたお金で、買ってるんですよ。直接渡さなくても、自分達の支配地域での工事から3割は取りますからこんなことになるんです。 強いか弱いかわからないとの事ですが、ほとんどのフィリピン人は対等な立場での交渉というものがまず出来ません。 ですからこの様に民兵を組織して、自分達のエリアの中でごっそり援助のお金を搾取しても誰も文句が言えないようににらみを利かせるわけです。その民兵もフィリピン政府のライセンスを事件の時まで持ってたんですよ。 こうゆう状況ですから、とにかく日本がミンダナオに金を撒くのはやめてもらいたい物です。

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