桜川橋と福田橋以南の荒川（左）と駒込川（右）の流路の変遷を大正2年-1913（赤色）と現在の地図（水色+黒）を重ねて、見てみましょう。大正時代の川の流れを分かりやすくするために、緑色の着色してあります。

　まず、左側の荒川は、青森高校北西で、ぐっと東に蛇行しています。この部分は、今でも現地を歩いてみると、一段低くなっています。その下流でも2カ所で西にぐっと蛇行しています。

　図右側の駒込川は、現在の東北本線以南では現在同様、大きく蛇行しています。桜川団地付近では、五丁目にある市営住宅の所で大きく西に蛇行しています。河川改修で残地となった部分に市営住宅を建設したのでしょう。

　このように、過去の地図と現在の地図を重ねて見ると、そこから大地に刻まれていた歴史が浮かび上がってきます。

ありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

桜川団地の近くに住んでいる大学生です。最近古い地図に興味を持ち、調べていたところこのサイトを見つけました。

私自身も最近古い地図と現在の地図を並べて「練兵場への道」を見つけて、本当に驚きました。その道は何度も歩いたことがあって「なぜこんなにまっすぐなのだろう」と気になっていた道だったからです。このサイトではその道について詳しく紹介されていて、とても嬉しいです。

貴重なお写真、地図、これからじっくり見ていきたいと思います。

ありがとうございました。これからも宜しくお願いします。

青森市在住の音楽家-藤川ツトムさんから音源の提供を受けました。すばらしく張りのある声でびっくりです。