松原 (青森市)

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松原(まつばら)は青森県青森市地区名。松原一丁目、松原二丁目、松原三丁目で構成される。

現在は文化・教育施設が多くある場所として知られる。歴史的にも近世青森湊に先立ち湊があった場所として知られる。北は東北本線の旧線路跡、南は青森放送の通り、西は青森市立浦町中学校の通り、東は堤川までが範囲である。

戦国時代に南部光康がこの地に来て湊を開いた。松原二丁目の堤川に面した場所、駒込川と荒川の合流部の少し下流には「東西百四十四間(約262m)、南北百六十間(約291m)」の大きさを誇ったという壮大な城館「大古館」が存在していた。

なお、名前の由来は松原通りから来ているが、これは歩兵第五連隊の将校官舎(現在は奥野地区の藤聖母園)に松並木があったためである。

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堤川に架かるもの

  • 松園橋(歩道橋)
  • 甲田橋
  • 桜川橋

[編集] 地区内の主な施設

[編集] 関連項目