岡山放送局

2009年12月7日 14時51分更新

津山教育長謝罪


津山市の中学校の教諭が兵庫県の女子高校生を脅迫したとして警察に逮捕された事件で、津山市教育委員会の藤田長久教育長が7日記者会見し、「断じてあってはならない行為だ」と述べて、謝罪しました。

この事件は津山市立津山東中学校の教諭の山本健司容疑者(48歳)がインターネットで知り合った兵庫県の女子高校生を脅迫したとして逮捕されたものです。

これを受けて7日津山市教育委員会の藤田教育長が記者会見し、「断じてあってはならない行為であり、教育への信頼を失う重大な事件と受け止めている。被害者や市民に心からお詫び申し上げる」と述べて、謝罪しました。

そのうえで、「今後、教育の原点に返って服務規律の徹底に取り組んでゆきたい」と述べて再発防止に取り組む考えを明らかにしました。

津山市教育委員会では7日午後から臨時の校長会議を開く予定で、小中学校の校長に対して不祥事の再発防止策を徹底するよう指示を出すことにしています。

また、教育委員会では、今後、津山東中学にスクールカウンセラーを派遣して子どもたちの心のケアにあたるということです。