2009年12月7日 14時51分更新
江戸時代から焼き物などに使う朱色の顔料・ベンガラの産地として栄えた岡山県高梁市成羽町吹屋地区の昔ながらの町並みを中学生や高校生が描いた油絵の作品展が開かれています。
高梁市成羽町の吹屋地区は江戸時代にベンガラの産地として栄え屋根瓦や格子戸などがベンガラの朱色で彩られた昔ながらの町並みは独特の雰囲気を残しています。
吹屋地区の空き家を利用して作られた展示室で行われている作品展では兵庫県の神戸女学院の美術部で活動している中学生と高校生あわせて27人が今年の夏休みに吹屋地区を訪れて描いた油絵の作品が展示されています。
このうち中学3年の小原万由子さんの「古い街なみ」は朱色のベンガラ色を基調とした町並みをのびやかに描いています。
また高校2年の川合未紗さんの「ベンガラの店」は何気ない店先の様子を描いた作品です。
この作品展は今月20日まで高梁市成羽町吹屋の吹屋展示室で開かれています。