年末恒例の「サントリー1万人の第九」が6日、大阪市中央区の大阪城ホールで行われ、シンガー・ソングライターの槇原敬之(40)がゲスト出演した。
総監督を務めた指揮者の佐渡裕氏(48)とは、05年8月に広島で行われた「被爆60年 平和巡礼コンサート」で共演して以来親交があり、槇原自身も佐渡氏を「日本で音楽家として一番尊敬できる」と話す間柄。佐渡氏の熱烈オファーを受けてステージに立った槇原は、「世界に一つだけの花」など3曲を熱唱した。
1万人が合唱した「第九」では「一緒に歌おうかと思ったんですけど、難しくて…」と“観衆”に徹していた槇原だが、終了後は「ちゃんと『第九』を聞くのは初めてだったんですけど、かっこ良かった。毎年、僕の地元の大阪で行われているのが誇らしいです」と笑顔で話した。この模様は23日午後4時からTBS、MBS系テレビで放送される。