皇居前の道路で歩行者をはねた乗用車=6日午後6時16分、東京都千代田区 皇居前ではねられ3人死傷 運転の会社役員を現行犯逮捕6日午後4時半ごろ、東京都千代田区皇居外苑の都道(内堀通り)を走行中の乗用車が、横断歩道を歩いていた男性をはねた。乗用車は弾みで都道脇の歩道に突っ込み、近くにいた男性2人をはねた。横断歩道ではねられた男性が死亡した。 警視庁丸の内署によると、死亡したのは中国から観光に来ていた江海平さん(46)とみられる。歩道の60代男性は意識不明の重体で、もう1人の男性(34)は足に軽いけが。 丸の内署は自動車運転過失傷害の疑いで、乗用車を運転していた港区白金3の11の12、会社役員高橋延拓容疑者(24)を現行犯逮捕した。 丸の内署によると、車道と歩道の間には柵があったが、乗用車は柵をなぎ倒していた。高橋容疑者は「進行方向の信号が青になったのでアクセルを踏み込んだら、歩行者が横断歩道を歩いてきた」と供述。横断歩道の信号が赤だった可能性があり、同署が事故原因を調べている。 【共同通信】
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