リングの上でルール説明をする石井・特別協議統括プロデューサ=横浜アリーナ
「K-1ワールドGP」(5日、横浜アリーナ)
“館長”が表舞台に帰ってきた。石井和義・元正道会館館長(56)が5日、K-1横浜大会のリングに登場。「特別競技統括プロデューサー」という新たな肩書で7年ぶりに職場復帰した。
石井氏は06年11月に脱税と証拠隠滅教唆で懲役1年10月の実刑が確定し、07年に静岡刑務所に収監、昨年8月に出所した。国内では02年12月の東京ドーム大会以来のリングイン。2選手の実演をもとに、マイクを使って約10分間、ルール解説した。谷川氏によると、レフェリー業務停止処分を受けた角田信朗・競技統括プロデューサーが不在のため、自ら申し出たものだという。
(2009年12月5日)