岡山放送局

2009年12月6日 18時28分更新

津山市 恒例の「第九」演奏会


市民の手による年末恒例のベートーベンの「第九」の演奏会が、6日、津山市で行われました。

この演奏会は、津山市の市民らでつくるオーケストラと合唱団が、ベートーベンの「第九」で1年を締めくくろうと、毎年開いているもので、ことしで27回目になります。
会場の津山文化センターには、中学生から80歳代までのあわせて180人が集まり、オペラ指揮者として知られる松岡究さんの指揮で、これまで練習を重ねてきた演奏と合唱を披露しました。
クライマックスの第4楽章では、バスの初鹿野剛さんや、ソプラノの長瀬千賀子さんら4人のソリストの歌声に続いて、総勢100人の合唱団が、ドイツ語で「歓喜の歌」を歌いました。
6日は会場におよそ600人が訪れ、ホールに響く演奏や歌声に聞き入っていました。
聴衆の1人は「毎年、来ていますが、第九は1年の締めくくりにいいですね」と話していました。