さらに、東村山駅西口広場に隣接するのは「どんぐり銀行」です。ご存知でしたか本当にあるんですよ。
〜どんぐりを集めて豊かな森をつくろう 100どんぐりでどんぐりの苗木が一本もらえる〜
http://www.benelic.com/donguri/bank.html
http://www.pref.kagawa.jp/midoriseibi/donguri/
さて、今でも東村山駅の西口から北山公園、そして八国山へとつづく小道には、武蔵野うどんのおいしいお店や、果物や野菜を直売している農家が点在しており、知る人ぞ知る散歩コースになっています。
それでも、東村山駅西口を「さんぽの出発点」にすることによって、これからはもっともっとたくさんの人が、私たちのまち東村山を訪れてくれるようになるのではないでしょうか。
そうです。人と環境にやさしい散歩のまち、歩いて回れるまち東村山の新しい「象徴」として「サツキとメイの家」を誘致しよう!というのが私のアイディアです。
それではなぜ、「サツキとメイの家」なのでしょうか。その理由はいたって簡単なこと、東村山市民の悲願、つまり多数が望んでいることだからです。
覚えているでしょうか、昨年の愛知万博開催時の「サツキとメイの家」誘致運動の盛り上がりを。
なんと、4万人以上の東村山市民が「サツキとメイの家」をお嫁にください、と嘆願したのです。
それでも・・・「サツキとメイの家は愛知万博会場跡地に残された、誘致は不可能だ」
誰でもそうお思いのことでしょう。
でも、大丈夫です。日本が世界に誇るスタジオジブリは、そんなに了見が狭くありません。ジブリファンのことを大切に考えてくださっております。まずは、以下の文を読んでみてください。
「サツキとメイの家のつくり方」(ぴあ刊)という本には「サツキとメイの家」の設計図を全て載せています。この図面を使うと「サツキとメイの家」を実際に建築することが可能です。スタジオジブリとしては、個人で同じ家を建ててご自分でお住みになる場合には、自由に建てていただいて構わないと思って、設計図を公開することに決めました。」スタジオジブリ 鈴木社長談
もちろん、商用目的での建築は禁じられています。以前にこのブログにも書きましたが、宮崎駿監督も鈴木社長も商用目的でスタジオジブリ作品やキャラクターが使用されることを一番恐れていらっしゃいます。
それでも、愛知万博後に「サツキとメイの家」をお嫁に出してもいい、とおっしゃっておられたのですから、その原点に戻り、東村山市民の熱い思いをお伝えすれば、宮崎駿監督にも鈴木社長にもきっとご理解していただける、私はそう考えています。
そういえば、大切なことを書き忘れていました。このことを先に書くべきであったのかもしれません。
それは、東村山市民の立場だけでものごとを考えるのでなく、トトロやスタジオジブリの立場で考えなくてはいけないということです。
ご存知のように八国山がある狭山丘陵は「トトロのふるさと」です。公式なものかは分かりませんが、所沢市には「トトロの森」というハイキングコース?もあります。
そうなのです。大切なことは「所沢市とのコラボレーション(協働)」なのです。
愛知万博中の誘致合戦の時はし方ありませんでしたが、今後「サツキとメイの家」や「八国山」を大切にしつづけ、この地域を「トトロのふるさと」として、全国の人に楽しんでいただくことができる「特別な場所」に育てていくためには、東村山市民と所沢市民が力を合わせていくことが何よりも大切なことなのです。
宮崎駿監督は所沢市にお住まいだそうです。東村山市の多磨全生園の森を散歩されている姿をお見かけすることもあるそうです。両市が力を合わせて「トトロのふるさと」を守り、育てていくことを希望されているに違いありません。
さて、今日は、イメージだけを書いています。その理由はこのブログを読まれている方にイメージを広げていただきたいからです。つまり「想像力」「イマジネーション」をはたらかせていただきたいということです。
いきなりディズニーランドの話になって恐縮ですが、ディズニーランド内では、大人の方がミニーマウスのカチューシャをして歩いていても恥ずかしくないのです。本人も周りの人も。
でも、東村山市内で大人の方がミニーのカチューシャをして歩いていたら・・・・どう考えても変です。
それでは、東村山駅西口地区から八国山にかけての小道に、「となりのトトロ」や映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の一場面を思い浮かばせる「古き良き時代のシーン」が用意されていたなら・・・
ひょっとしたら訪れる方が「もんぺ姿」や「カン太の帽子姿」で歩いても恥ずかしくない、そんなテーマ性のあるまちに変わっていくかもしれません。
ところで、日本の古き良き時代とは・・・決まっているわけではないでしょうが、たぶん団塊の世代の方々が子供のころのことをいうのでしょう。
それならば、団塊の世代の方々にも手伝ってもらいましょう。団塊党の方々は喜んで参加してくれるでしょう。
団塊党とは
「団塊党は、退職後の団塊世代等が地域社会で活動の場を見つけ、人口減少社会である日本の活力になることを促す社会運動体です。」
http://www.dankaito.jp/index.html
とげぬき地蔵がある巣鴨は、お年寄りに人気のまち
原宿や渋谷は、もちろん若者に人気のまち
東村山は?そう、子供からお年寄りまで、世代を超えた人々に人気の「さんぽ」のまち。
名物は「武蔵野うどん」や「だんご」
団塊の世代の方々の知恵と知識が活かされた、歩いて暮らし、歩いて楽しめる素敵なまち・・・・
このようなまちにすることにより、半径10キロ圏内に住む人たちだけではなく、日本中の「老若男女」がこの東村山を訪れてくれるのではないでしょうか。
さて、何回もこのブログで書いていますが、東村山ヒルズという集客装置には「生協」と「健康施設?」しか人を集めるものはありません。
私がミニ集会等で聞いた多くの市民の声は「東村山ヒルズではダメだ、税収アップにはならない」というものです。
私も同感であるからこそ、この代替案を提示しているのです。
もちろん、この案だけで財政問題の解決や東村山市の魅力を高め、租税力を格段に向上させることは不可能ですが、更なる借金をしてまで東村山ヒルズ100mタワー建設を強行すると、今日提案したような「古き良き、そして新しい東村山」づくりは100%できなくなります。東村山市のまちづくりは、市民の思いや願いとは180度異なる方向に突き進んで行ってしまうということなのです。
ここでこの私案について再度確認しておきます。
これは私の個人的意見を集約したものであり、「みんなで決めよう!東村山駅西口再開発」市民連絡会としての対案ではありません。
しかしながら私は、東村山市民の悲願は「トトロのふるさと」にふさわしい、住民や自然環境にやさしいまちづくりであると信じて疑いません。
そしてこの代替案の提示により、大部分の市民が本当に望んでいるのは東村山ヒルズではない、もっと楽しいもの、もっと身近なものなんだ! ということを市民の方に再確認していただくことができたとすれば、私にとって望外の幸せです。
最後に東村山市長や議員の皆さん、再開発組合の皆さんに問いたい!
◆市民の悲願は東村山ヒルズではなく、市民4万人以上が嘆願した「サツキとメイの家」の誘致ではないのでしょうか。
◆東村山ヒルズ100m雑居タワーより、市民の悲願である「サツキとメイの家」の誘致の方が魅力的であり、周辺への経済波及効果も高いのではないでしょうか。
私は今後もできるだけ東村山ヒルズの対案の詳細を提示していくつもりですが、今後の「理想とする東村山の姿」を現実にすることができるのは、私たち東村山市民の力なのです。
あらためて、力を合わせていきましょう。
※私はこのブログにおいても著作権などは考えていません。東村山ヒルズ問題を一旦立ち止まって考え直すことにより、日本を「美しい国へ」復活させてゆくきっかけになればと考えています。一部でも全部でもどんどん無断使用してください。(紹介した他者のブログ内容は別です)
※「サツキとメイの家」「スタジオジブリ」関連参考ブログ
◆東村山 「サツキとメイの家」誘致を記録冊子に
◆「トトロの家」今夏再開へ 万博協会が愛知県に譲渡
駅前を、雑木林や原っぱにしておくことには大賛成です。町を樹木や草花でいっぱいにすることも大賛成ですし、自分でもそうしていきたいと思いますが、八国山は、人工物のない 静かな散歩道であって欲しいと願っています。
団塊の世代が育ったころの八国山って、静寂そのものでしたよ♪
「サツキとメイの家」の誘致に、市民4万人以上が嘆願したなんて、とても信じられません。トトロや「サツキとメイの家」は、みんながそれぞれ、心の中に思い描いていてくれば良いものだと思います。