2006年09月07日

「サツキとメイの家」の誘致を提案します

日本一素敵な駅前広場、日本一「格好いい」東村山市をつくりませんか。

私が提案する東村山のまちづくり、それは

古き良き、そして新しい東村山・・・私たちの新しいまちのテーマは 「さんぽのまち東村山」です。

想像してみてください。
東村山駅西口広場に雑木林が復活、その雑木林の前に建てられた、あの赤い屋根の「サツキとメイの家」が、多くの来客をお迎えしています。
そして、東村山市内9駅の電車の出発メロディーは「となりのトトロ」の「さんぽ」、元気が湧いてくるあの素晴らしいメロディーです。



さらに、東村山駅西口広場に隣接するのは「どんぐり銀行」です。ご存知でしたか本当にあるんですよ。
〜どんぐりを集めて豊かな森をつくろう 100どんぐりでどんぐりの苗木が一本もらえる〜
http://www.benelic.com/donguri/bank.html
http://www.pref.kagawa.jp/midoriseibi/donguri/

さて、今でも東村山駅の西口から北山公園、そして八国山へとつづく小道には、武蔵野うどんのおいしいお店や、果物や野菜を直売している農家が点在しており、知る人ぞ知る散歩コースになっています。
それでも、東村山駅西口を「さんぽの出発点」にすることによって、これからはもっともっとたくさんの人が、私たちのまち東村山を訪れてくれるようになるのではないでしょうか。

そうです。人と環境にやさしい散歩のまち、歩いて回れるまち東村山の新しい「象徴」として「サツキとメイの家」を誘致しよう!というのが私のアイディアです。

それではなぜ、「サツキとメイの家」なのでしょうか。その理由はいたって簡単なこと、東村山市民の悲願、つまり多数が望んでいることだからです。
覚えているでしょうか、昨年の愛知万博開催時の「サツキとメイの家」誘致運動の盛り上がりを。
なんと、4万人以上の東村山市民が「サツキとメイの家」をお嫁にください、と嘆願したのです。

それでも・・・「サツキとメイの家は愛知万博会場跡地に残された、誘致は不可能だ」
誰でもそうお思いのことでしょう。

でも、大丈夫です。日本が世界に誇るスタジオジブリは、そんなに了見が狭くありません。ジブリファンのことを大切に考えてくださっております。まずは、以下の文を読んでみてください。

「サツキとメイの家のつくり方」(ぴあ刊)という本には「サツキとメイの家」の設計図を全て載せています。この図面を使うと「サツキとメイの家」を実際に建築することが可能です。スタジオジブリとしては、個人で同じ家を建ててご自分でお住みになる場合には、自由に建てていただいて構わないと思って、設計図を公開することに決めました。」スタジオジブリ 鈴木社長談

もちろん、商用目的での建築は禁じられています。以前にこのブログにも書きましたが、宮崎駿監督も鈴木社長も商用目的でスタジオジブリ作品やキャラクターが使用されることを一番恐れていらっしゃいます。

それでも、愛知万博後に「サツキとメイの家」をお嫁に出してもいい、とおっしゃっておられたのですから、その原点に戻り、東村山市民の熱い思いをお伝えすれば、宮崎駿監督にも鈴木社長にもきっとご理解していただける、私はそう考えています。

そういえば、大切なことを書き忘れていました。このことを先に書くべきであったのかもしれません。
それは、東村山市民の立場だけでものごとを考えるのでなく、トトロやスタジオジブリの立場で考えなくてはいけないということです。

ご存知のように八国山がある狭山丘陵は「トトロのふるさと」です。公式なものかは分かりませんが、所沢市には「トトロの森」というハイキングコース?もあります。

そうなのです。大切なことは「所沢市とのコラボレーション(協働)」なのです。
愛知万博中の誘致合戦の時はし方ありませんでしたが、今後「サツキとメイの家」や「八国山」を大切にしつづけ、この地域を「トトロのふるさと」として、全国の人に楽しんでいただくことができる「特別な場所」に育てていくためには、東村山市民と所沢市民が力を合わせていくことが何よりも大切なことなのです。

宮崎駿監督は所沢市にお住まいだそうです。東村山市の多磨全生園の森を散歩されている姿をお見かけすることもあるそうです。両市が力を合わせて「トトロのふるさと」を守り、育てていくことを希望されているに違いありません。

さて、今日は、イメージだけを書いています。その理由はこのブログを読まれている方にイメージを広げていただきたいからです。つまり「想像力」「イマジネーション」をはたらかせていただきたいということです。

いきなりディズニーランドの話になって恐縮ですが、ディズニーランド内では、大人の方がミニーマウスのカチューシャをして歩いていても恥ずかしくないのです。本人も周りの人も。
でも、東村山市内で大人の方がミニーのカチューシャをして歩いていたら・・・・どう考えても変です。

それでは、東村山駅西口地区から八国山にかけての小道に、「となりのトトロ」や映画「ALWAYS 三丁目の夕日」の一場面を思い浮かばせる「古き良き時代のシーン」が用意されていたなら・・・
ひょっとしたら訪れる方が「もんぺ姿」や「カン太の帽子姿」で歩いても恥ずかしくない、そんなテーマ性のあるまちに変わっていくかもしれません。

ところで、日本の古き良き時代とは・・・決まっているわけではないでしょうが、たぶん団塊の世代の方々が子供のころのことをいうのでしょう。
それならば、団塊の世代の方々にも手伝ってもらいましょう。団塊党の方々は喜んで参加してくれるでしょう。
団塊党とは
「団塊党は、退職後の団塊世代等が地域社会で活動の場を見つけ、人口減少社会である日本の活力になることを促す社会運動体です。」
http://www.dankaito.jp/index.html

とげぬき地蔵がある巣鴨は、お年寄りに人気のまち
原宿や渋谷は、もちろん若者に人気のまち

東村山は?そう、子供からお年寄りまで、世代を超えた人々に人気の「さんぽ」のまち。
名物は「武蔵野うどん」や「だんご」
団塊の世代の方々の知恵と知識が活かされた、歩いて暮らし、歩いて楽しめる素敵なまち・・・・

このようなまちにすることにより、半径10キロ圏内に住む人たちだけではなく、日本中の「老若男女」がこの東村山を訪れてくれるのではないでしょうか。

さて、何回もこのブログで書いていますが、東村山ヒルズという集客装置には「生協」と「健康施設?」しか人を集めるものはありません。
私がミニ集会等で聞いた多くの市民の声は「東村山ヒルズではダメだ、税収アップにはならない」というものです。
私も同感であるからこそ、この代替案を提示しているのです。

もちろん、この案だけで財政問題の解決や東村山市の魅力を高め、租税力を格段に向上させることは不可能ですが、更なる借金をしてまで東村山ヒルズ100mタワー建設を強行すると、今日提案したような「古き良き、そして新しい東村山」づくりは100%できなくなります。東村山市のまちづくりは、市民の思いや願いとは180度異なる方向に突き進んで行ってしまうということなのです。

ここでこの私案について再度確認しておきます。
これは私の個人的意見を集約したものであり、「みんなで決めよう!東村山駅西口再開発」市民連絡会としての対案ではありません。

しかしながら私は、東村山市民の悲願は「トトロのふるさと」にふさわしい、住民や自然環境にやさしいまちづくりであると信じて疑いません。

そしてこの代替案の提示により、大部分の市民が本当に望んでいるのは東村山ヒルズではない、もっと楽しいもの、もっと身近なものなんだ! ということを市民の方に再確認していただくことができたとすれば、私にとって望外の幸せです。

最後に東村山市長や議員の皆さん、再開発組合の皆さんに問いたい!

◆市民の悲願は東村山ヒルズではなく、市民4万人以上が嘆願した「サツキとメイの家」の誘致ではないのでしょうか。

◆東村山ヒルズ100m雑居タワーより、市民の悲願である「サツキとメイの家」の誘致の方が魅力的であり、周辺への経済波及効果も高いのではないでしょうか。


私は今後もできるだけ東村山ヒルズの対案の詳細を提示していくつもりですが、今後の「理想とする東村山の姿」を現実にすることができるのは、私たち東村山市民の力なのです。

あらためて、力を合わせていきましょう。

※私はこのブログにおいても著作権などは考えていません。東村山ヒルズ問題を一旦立ち止まって考え直すことにより、日本を「美しい国へ」復活させてゆくきっかけになればと考えています。一部でも全部でもどんどん無断使用してください。(紹介した他者のブログ内容は別です)

※「サツキとメイの家」「スタジオジブリ」関連参考ブログ
◆東村山 「サツキとメイの家」誘致を記録冊子に
◆「トトロの家」今夏再開へ 万博協会が愛知県に譲渡

Posted by yonchoume_ at 17:51│Comments(16)TrackBack(0)この記事をクリップ!

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この記事へのコメント
5
最高!!本当にそう思います。
東村山に人を呼ぶなら、何があるのか何が必要なのか考えていました。
東村山ヒルズで人を呼べるなど、ここらの人はよほど田舎モンだと思われているんだなと、26階やそこらの物を作って珍しがって「だんべ だんべ」と電車を使ってくると思っているのか?全く、感覚を疑いますね。

 田舎モンなら田舎モンの良さを見せ付けてやれ!!
普通、民間であればいかに集客するかと検討するはず。
大型商業施設・都心型共同住宅というなら、道路が確保されていないと価値も半減ですよね。健康施設に通う前に車にひかれてしまう。
 税収が目的ならより便の良いむしろ、新秋津駅の道沿いか萩山駅、久米川駅の北口かもしくは東口に作るべきと考えなかったのか?よっぽど地価も上がるでしょう。西口出身の市長のエゴで無いならよっぽどの無能か!

Posted by ottototo at 2006年09月09日 08:07
駅前を、雑木林や原っぱにしておくことには大賛成です。町を樹木や草花でいっぱいにすることも大賛成ですし、自分でもそうしていきたいと思いますが、八国山は、人工物のない 静かな散歩道であって欲しいと願っています。
団塊の世代が育ったころの八国山って、静寂そのものでしたよ♪
「サツキとメイの家」の誘致に、市民4万人以上が嘆願したなんて、とても信じられません。トトロや「サツキとメイの家」は、みんながそれぞれ、心の中に思い描いていてくれば良いものだと思います。
Posted by はてなのゆり at 2006年09月10日 22:24
八国山の魅力情報 追加させて下さいな <(_ _)>

北山小学校裏から八国山への入り口側には、大雨後に不思議な事が起こるんですよ。

それは・・・地面から水が湧き出てるんです!

同じ辺りに池が2つありますが、川は無いでしょう?
普段はただの水溜り(^^)
ところが、大雨で地面の保水限度を超えると、谷に面する地下水脈の地層から、水が溢れ出てました。
なのに、晴日に同じ箇所見ても、特にこれといった穴は無い…
私は大人ですが2箇所を見つけ、
大発見した子供の様になりました。
「コロボックル物語」をも重ねてしまいました。
(「〜」知らない方にはゴメンナサイね)

この保水能力が、川なし八国山の緑を支える大切な自然の力なのでしょうね。

晴れた日&雨上がり直後にそれぞれ足を運んでみては如何でしょうか?

ただし、雨量少ない時や、トトロ達がご機嫌斜めな時は、湧水無いかもしれませんので、悪しからず…(^-^;

Posted by たまこ at 2006年09月11日 23:39
書き込みありがとうございます。

それぞれにレスできなくて申し訳けありません。

でも、本当に私には、八国山やトトロのふるさとを愛する人たちの気持ちが伝わってきます。これからも、緑がいっぱいで空が広〜い東村山であり続けて欲しいですね。
Posted by 東村山4丁目 at 2006年09月12日 20:14
断筆宣言はどこ行った?
Posted by アホか at 2007年11月12日 21:01
なるほど恥になる部分はすべて隠ぺいしたわけですね。
そこまで開き直れればたいしたものです。
Posted by 驚きました at 2007年11月21日 20:59
「最後のパレード」 東京ディズニーランドでの客とスタッフのエピソードを集めた本としてベストセラーになっている
「最後のパレード ディズニーランドで本当にあった心温まる話」(サンクチュアリ・パブリッシング発行、中村克著)に、
読売新聞に掲載された「小さな親切はがきキャンペーン」の入賞作品がほぼそのまま収録されていることがわかった。

ほかにも、掲載されている複数のエピソードが、過去にインターネットの掲示板「2ちゃんねる」に投稿された文章と酷似
していることも明らかになった。

読売新聞掲載の作品とほぼ同じ内容だったのは「大きな白い温かい手」と題された文章で、脳梗塞(こうそく)で障害が残った
車いすの夫とその妻が、「ドナルドダック」に背中や腕をさすられ、感激したという話。社団法人「小さな親切」運動本部が
2004年に実施した同キャンペーンで日本郵政公社総裁賞を受けた作品に酷似しており、文末を「です・ます」にしたり、
「重度の」を「重い」にしたりするなどの言い換えはしているが、文章の流れや表現はほとんど変わらない。

この作品は同年11月24日の読売新聞夕刊に掲載されているが、執筆した大分県内の女性は、同書で使うことを
一切知らされなかったという。
女性は「ディズニーランドではなく、地元の遊園地に出かけた時のことを書いた」と話している。

一方、2ちゃんねるには同ランドでの感動した出来事を紹介するコーナーがあり、そこへの書き込みと酷似した文章も、
同書には複数収録されている。

2ちゃんねるに書き込まれた時期は、同書の出版以前だった。

(2009年4月20日03時06分 読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20090419-OYT1T00854.htm
Posted by a at 2009年04月20日 15:10
>盗作疑惑が持ち上がってから回収決定まで時間がかかった理由については、「執筆当時の資料が破棄され、著作権者の確認作業に時間がかかったため」

都合が悪くなって、資料をゴミに入れたんだね。
隠蔽工作は罪が重くなりますよ。
Posted by s at 2009年05月01日 21:10
今、50代から団塊の世代と称される世代までは
堪え性のない、甘ったれでお行儀の悪い世代で、
大抵何らかのもめごとを起こしたりして、
社会に迷惑をかけている。

それにしても、非を認め謝罪するという、人間の基本ができていないというのは、どんな親に育てられたらそうなるのだろうか・・・・
謙虚、謙譲が美徳とされる日本の風土にはちょっと似合わないタイプの人には、せめて他人に迷惑をかけないということくらいは心掛けてもらいたい。

まあ、これからもどんな醜態を晒すのか、楽しみに眺めているとするよ。
来るべき日のために。

スラップばっかりやってるお仲間とは違って、一撃必殺の法廷戦術もあるということを知る日が来るよ。
Posted by 監視人 at 2009年05月06日 02:23
ここが中村さんちのブログでよろしいのけ
Posted by 通りすがりの者でつか at 2009年06月10日 18:53
1
お前は最低だ。
Posted by 克中村 at 2009年07月26日 14:32
名乗りを上げた所沢と共同して狭山丘陵地に誘致すべきでしたね。なんでも、自分のところになければいけないなら、ヒルズと一緒。東村山の民度がわかりました。
Posted by 誘致失敗は当然 at 2009年07月29日 13:31
世界一素晴らしい新聞です♪
神様ありがとう
Posted by 読売最高! at 2009年10月17日 01:53
なんで原発誘致しない?
Posted by あほちゃう? at 2009年11月18日 19:58
 お世話になります。いつも関係ブログを拝読させて頂いています。

死刑問題につきましては、当事者や関係者になってみないと
心から語れない事もあります。
ですが、近年、若年者による『死刑になりたかった』という
動機だけで人を殺してしまう事件が発生しています。
そのような法的な逃げは許されないと思います。
そういった意味では、終身刑などは必要だと思います。
Posted by 外専&三鳩読者 at 2009年11月18日 20:04
1

何、ほざいてんだか。だったら、まず自分のおうちをその設計図でサツキとメイの家にすればいいじゃない。そうすれば市民も関心持ってくれるかもよ。なんでも、人の土俵でやろうとするなよ。他人の記事の引用、他人の言葉の引用、強者の後ろで叫ぶとか、何を言っても卑怯ものとか思えないよ。言うのは簡単だぞ。それより実行してみろ。例えば六ヶ所村に行って放射能雲でも吸ってこい。で、「ほら平気でしょ?」って言ってみろ。それに原発の話してるけど、あなたが行けるところは絶対的に安全な場所ばかりでしょ?放射能に反応するプレート付けなきゃ行けないようなところに行ってみれば?講演した原発なら入れてくれるんじゃない?
もしかして、最近の原発の事故って、まさか講演したところじゃないよね?
Posted by 通りすがり at 2009年11月18日 20:31