2009年09月30日
フリマのお知らせ
今年も毎年恒例の横浜市戸塚区「男女共同参画センター横浜」での「フォーラムまつり」に出店します。
当日はあさひや農場総出で農産物を持参してまいりますのでぜひお近くでお時間あります方は遊びにいらしてください。
本年の目玉商品は「あさひや農場黒米カレー」になります。
横浜の『ちょい呑み屋 耕』とのコラボ企画で、 あさひや農場の野菜とお米、そしてマイミクの「牛飼い」さんの四万十川窪川牛牛筋肉のカレーです。 そしてもちろんあさひや農場の野菜等沢山持ってまいります。
例年は餅つきなのですが今年は開催日が早まったため餅米の収穫間に合わないのでカレーでの参加となりました。
今回は餅つきのように大人数の体力が必要なイベントではありませんが、会場内での開店場所が非常に不利地で、大賑わいでお客さんを呼び込む必要があるため、 今回もまたわいわい手伝ってくれるスタッフさんを募集します。
終わった後は『ちょい呑み屋 耕』での打ち上げもありますのであわせて御参加ください。 お手伝い可能な方は段取りとかあるので御連絡いただけると助かります。
〔人数が少なければ計画などの縮小もあるので。。）
もちろんただ気軽に遊びに来ていただける方も大歓迎です。 おいでになられたお客様にはサービスいたしますので、お声をおかけください。いつもの野菜を作っている人間の顔がどんなのか？見にいらして頂けるとまた来年もがんばれますのでよろしくお願いします。ください。
フリーマーケットのイベント自体かなり盛りだくさんですので1日中楽しめます。
横浜男女共同参画センター 「フォーラムまつり2009」
市民グループ・団体が企画参加し、フォーラムと協働でつくり上げる全館あげてのイベントです！
今年は65グループが参加。おいしい食べ物や楽しい催し物が盛りだくさん。
■館内企画 16グループ／ワークショップ、展示、実演など
■パフォーマンスひろば／5グループ＞ミニコンサート、フラダンス、歌
■手仕事交流ひろば 16グループ／手仕事体験講習、展示、販売
■青空市場 28グループ／フリーマーケットと模擬店（食品販売）
開催日
開催時間
10月04日 (日)
09:30 〜 16:00
参加費無料※一部有料イベントあり
会場への交通手段
JR・横浜市営地下鉄戸塚駅西口下車 徒歩5分
2009年09月09日
猪によりジャガイモ壊滅
本日ジャガイモの収穫が終わった。
昨年は１２月になっても一部掘りきれないでダメにしてしまったのに、
９月上旬での掘り取り収量は異例の早さだ。
ジャガイモ早掘りの秘訣は猪。
猪がみーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーんな食べていってしまった。
掘っても掘ってもイモはない。
２０００ｍ平米の土地で２００kgほどの収量。
従来の３０分の１以下の収量。
種芋代にもならないので完全赤字。
すみません。そんなわけで今年度のじゃがいもセットは収量です。
冬の定期便のジャガイモも不足しそう。
さっさと掘り終えたから、とりあえず緑肥でも蒔いて来年に備えよう。
2009年08月24日
夏野菜数種 （８月２４日の定期便）
夏には毎回お届けしているナスやピーマンにも何種類かの物が混ざっているのにお気づきの方も多いと思います。同じ野菜でも数種類を作るのには理由があります。
まず、安定生産のためです。片方が病気になってももう片方は割と平気とか言うこともあります。数種類を植えていきながらあさひや農場の気候に合ったものを見出す意味もあります。また、毎年メインとなる品種はあってももう一種類は毎年新しいものを導入することで生育や味などを比べたりするためでもあります。
しかしなんといても野菜セットの中身を豊かにしたいという理由があります。同じナスやピーマンでも色々な形や味、食感をお客様に感じてもらえたらと思っています。
今年のナスは3種類。まずは毎年定番の中長ナスの「黒陽」と今年初めての小さくてしまっている「ごちそうナス」。この写真の2本は大きさは違うけど重さは一緒です。ごちそうナスは実が緻密でしまっていて重いです。甘みもあります。
ほかに緑ナス。これも果肉が緻密で柔らかいですね。昨年は長い緑ナスでしたが、長いナスは虫に食べられる期間が長いので、すぐにできる卵形を今年は導入しました。
そしてたまにお届けできる。顔ナス
これは顔ナスという種類ではなくて実は「異常果」の1つです。交配に不具合があったりするとこうなります。市場には出回らないですが、味として問題ないし、何より「おもしろい」ので送らせていただいています。箱に入っていたら話しかけてみてください。
l ピーマンも毎年2種類やっています。一般的なものと、肉厚のベル型と呼ばれるものを作っています。
ベル型の方が肉厚でジューシーだけど、生育も遅いし数が取れないんです。それに普通のピーマンのほうが柔らかいというのもあるので2種類作っているのです。ピーマンは毎年よくできて大きくて肉厚な状態で、とくにベル型のピーマンはほとんどパプリカみたいな大きさでお届けしますので、どんどん食べてください。
８月２４日の定期便
トウモロコシ・トマト・ナス・ピーマン・モロッコインゲン・ピーマン・キャベツ・枝豆・サニーレタス・ミニトマト
全て農薬を使わず有機肥料とミネラルで育てました。
お野菜の御注文は
有機野菜のあさひや農場2009年08月17日
タヌキ御推薦トウモロコシ
長雨のため例年より10日ほど送れてトウモロコシが取れ始めました。
今年は雨で除草が間に合いませんでしたが8月よりトウモロコシの発送を行っております。
今年もトウモロコシの反響は大きく、中には「人生で一番美味しいトウモロコシ」と太鼓判を押していただいて、
２回3回と繰り返し御注文いただく方もいます。
そんなトウモロコシ畑に不届きな侵入者が。
タヌキです。
集団でやってきてトウモロコシを引き倒してバリバリ食べていきます。
業を煮やしたので電柵を張ってみました。
緊急のタヌキ除けなので地上高１５センチくらいに１本だけ。
合鴨用の電撃器を使ってトウモロコシ畑の周囲を囲いました。
とりあえずタヌキの襲撃は回避されました。
そんなタヌキ御推奨のモロコシセットはこちらからどうぞ。
2009年07月22日
悩ましきキュウリの益虫
キュウリのアブラムシを食べに我らが有機農業の味方ナナホシテントウ虫が来てくれる。
てんとう虫の幼虫もけっこういる。
てんとう虫の幼虫は葉っぱなどにくっついて蛹になる。
それがたまにキュウリの実にくっついている。
お尻のとこで実にくっ付いている、これから蛹になるてんとう虫の幼虫。
なるべく優しくはがしてキュウリの葉っぱに落とすようにはしてるけど、
アリとかに襲われちゃうんだろう。
野菜セットはかなりキュウリ・ナス・トマトが入るようになって来ました。
2009年07月20日
宿るモノ
私たち生き物の最大の目的は子孫を作ることであってそれは否定しようがない。
血をDNAを受け継がせていくものが勝者なのである。
私たち人間を含む全ての生き物に関わる重大で、敗者もいることを考えれば残酷な事実ではある。
しかし人間の場合、血以外にも脈絡とつながっていくものがある。
それこそ人間が人間たる、極めて尊い事実であろう。
その継がれていくものとはそれこそ生き方であたり、意思であったり、考え方や技術であったりする。
それは著名な音楽として、小説として、建造物として、偉業としてだけではなく、
すぐそこにあるドアノブや何気ないお皿、といった身の回りの物全てにもあるし、
農村では遥か昔から継がれてきた田や畑、水路や森林にも宿るものである。
そしてまた、それらは人の心にも宿るし、生き方や、考え方にも宿り継がれていく。
「無理しないで長く楽しんで行こうよ。」
この私の行動規範の多くを占めるスタイルを私に与えてくれたのは大学時代の私の山の先輩である。
兄のように慕っていたし、一緒に住んだりもした。
その人についていくのが楽しくて、
厳冬期の冬山の絶壁にびくびくしながら張りいついていたような感じだった。
大学時代に少しばかり荒っぽく、ほんのちょびっと攻撃的で、
色々なことに顔を突っ込んでは意地を張っていた私にそういうことを教えてくれた。
とはいっても、登山スタイル自体がのんびりした物だったわけではない。
常に挑戦的で変化に富んだ登山を計画し実行していった。
最終的には2人で最短行動日数が20日も及ぶ厳冬期北アルプス縦横断まで計画したくらいだ。
ただ、無駄なところで体を疲労させない、壊さないそういうことに積極的に取り組んでいた。
そんなわけで私がいましている農業も、長く楽しめる農業を目指している。
うちに来た実習生がまず最初に怒られるのが腰を痛める無理な姿勢であったりする。
うちの農場では「腰痛」は恥ずかしいものであり、あってはならないのである。
腰や体を日常的に壊すのは生産現場に問題があるからであり、
それを改善できないことを私は経営者として恥だと思っている。
私にそういうことを教えてくれた先輩ももう10年も前に、
海の記念日に山で溺れていなくなってしまった。
それから私は山なんて登りたいとも思わない。
家族があり、やるべきことがあるのにそんなことで命を危険に晒したくないからだ。
それに私の畑には先輩の意志も宿っている。
それで十分なんじゃないかな？
2009年07月18日
野菜宅配日曜着便始まりました。
７月19日日曜から例年通り日曜着便を開始します。
トマトやキュウリは毎日の収量に限りがあるので、
御都合の宜しい方に日曜着便に移っていただきことで、
限りある収穫をより多く皆さんに分配できるように9月いっぱいまで日曜便を設置します。
特にトマトやキュウリを多めに御希望の方はぜひ日曜着便を御利用ください。
今日７月１９日着便の３０００円セットは
トマト・なす・ミニトマト・キュウリ・ズッキーニ・玉葱・ブロッコリー・カリフラワー
蕪・大根・レタス・サニーレタス・リバーグリーンレタスでした。
下の写真は夏セットのイメージ
また夏のみ火曜・金曜・日曜着便になりますので、
旬の野菜セットの方も日曜着を御指定できます。
日曜日に庭でセレブな友だちを呼んでの特別なパーティーなんかがある方は、
パーティードレスをトマトをかじったときの汁なんかで汚しちゃうとてもセレブな一時を過ごすのに
これまたジャストフィットな野菜便になると思います。
ぜひ御利用くださいまし。
セレブとかそうでない人にとてもフィットする有機野菜は
有機野菜のあさひや農場 でお買い求めください。
2009年07月16日
小麦収穫
昨年９月下旬に撒いた小麦の収穫時期。
梅雨のためなかなか刈れない。
高原の小鳥たちがﾁｭンﾁｭンﾁｭンと爽やかな鳴き声と共に大量の小麦を食い漁るのを呆然と見るだけ。
倒伏しにくいうどん用小麦「ユメセイキ」も長雨で一部が倒れ始めた。
このまま全部倒れるとえらいことになる。
今週頭から晴れ間が続いた。
途中雨が降らないことを祈りつつ、水曜日に一気に刈ることを目標に各作業機を準備しておく。
そして予定どうり刈り取り。
昨年までは水田の転用地で作っていたため水はけ悪く、小麦の根張りも悪くて、このバインダーでの刈り取り時に上手く刈れず、根っこごと小麦が引き抜かれて機械に絡まって何度も作業が中断したけど、今年は水はけのよい畑地で栽培したためかスムーズに刈り取りが終わる。雑草もまったく生やさなかったのでなおよい。（写真バックの山は浅間山）
午前中刈り取りに集中し、小麦のよく乾く午後に脱穀。
午前中にやると小麦の水分ですぐに脱穀機が詰まる。
脱穀機は私と同じ昭和４５年製。頑丈なエンジンを搭載し、ディフラグとかしないでもいつでも一発でエンジンがかかる。
同時に、麦わらをカッターで裁断し畑に散布。カッターはヤフオクで購入したもの。
キャタピラでゆっくり前進しながら麦わらを拾って投入して畑中に満遍なく藁を散布。
就農当初からすると機械も人間もよく動き１日で刈り取り＞脱穀＞藁裁断＞藁散布が終了した。
そんなわけで、新しい小麦が入ったので昨年の小麦を製粉してお安く御提供することにしました。
御入用の方、ぜひ御相談ください。
有機野菜のあさひや農場2009年07月06日
珍しく援農していただきました。
有機農家がまだ少なく、また有機農産物を求めるお客さんも少なかった時代。
有機農家も消費者もともに貴重だった時代がありました。
僕の生まれたころです。
その頃は有機農家も消費者もお互いが必死だった。
有機農家は自分の野菜を食べてもらう消費者を必死で支え、
そして何よりも数少ない有機農産物を作る有機農家を消費者も支えていました。
例えば有機農産物をちゃんと届ける代わりに、農作業を消費者も手伝う「援農」を行っていました。
いまよりも有機農業を行うのが過酷だった時代です。
農家が農薬を捨て有機農業を行うには物凄いリスクがあったので、
消費者にもそのリスクを単に金銭だけでなく、
土にじかに触れてもらう形で心身ともに共にあることで担保していたのではないでしょうか。
今の時代は違います。
消費者が欲しいと思えばスーパーでも有機農産物が手に入る時代です。
農家側も技術や社会の発展と共に昔のようなリスクを負うことはなくなりました。
そんなこともあって「援農」という言葉も廃れてきたような気がします。
もちろん農家によっては多少の違いはあるだろうけど、
あさひや農場では、援農をしたいというお客様もいませんし、私たちも求めていないからです。
援農を求めないのはあさひや農場にとって農業は特別尊い仕事だとは思っていないことに由来します。
あさひや農場はお客様が私たちと同じように行っている尊い仕事から得た大切な金銭、
それを私たちの野菜に支払っていただけることので、十分だからです。
とはいえ、たまに来ていただくとこちらも嬉しいですね。
今回はあさひや農場の野菜のお客様ではありません。
以前私が漬物屋さんを紹介してもらった「マハラバ文庫」さん御一行が草むしりに駆けつけてくれました。
「援農」っていうより「縁農」いや「宴農」？
前の晩は八千穂高原の「八千穂山荘」で一緒にお食事をしたり、短かったけど楽しい時間でした。
お仕事は人参の草むしり。
有機農家が一般の方に経験してもらいたい農作業のNo.1じゃないでしょうか？
諦めかけていた人参畑を雑草の魔の手から救出してくれました。
帰りは次の日のお昼前にどっかの温泉によっていかれました。
あさひや農場では以下のような感じにしていただければ縁農を大歓迎します。
・自分で足や宿を手配してもらえる。
・予定を事前に教えてくれる。こまめに連絡をくれる。
（あさひや農場はいろんな農作業をしてるのでこまめに連絡をいただかないと仕事の段取りが上手く行かないのです）
・放置しても大丈夫（あさひや農場の仕事の都合から仕事任せて畑に置いてけぼりのときがあります。）
・帰りに野菜をちょっと買って行ってくれる。(お安くしますよ~ｳｼｼ）
おもてなしはできませんが、どうぞいらしてください。
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2009年07月03日
お買い物みたいにズッキーニ収穫
今年ちょっと楽になったのがズッキーニ収穫。
畝間を３ｍと広く取り通路を広げたので４輪台車が通れます。
一輪車と違って片手で押せるのが楽。
両手で押しながら収穫と片手で押しながら収穫はちょっとしたことだけどかなり手際がよくなる。
ズッキーニは毎日朝晩の収穫なのでこういうとこの毎日の小さな差は大きい。
ただ雨の日はタイヤに泥がついて前輪と後輪が詰まって動かなくなるww
でも晴れならショッピングカートを押してスーパーで買い物する感じ。
ただ違うのはスーパーでは好きなものを籠に入れていけばいいのだけど、
ズッキ畑ではズッキーニは全て採っていかねばならないこと。
見逃すとすぐにアメリカ人のバット見たいに大きくなる。
ただ悲しいのは出荷先でズッキーニがだぶついていていよいよ廃棄を考えねばならないこと。
レストラン様、自然食品店さまなど、多めにかっていただける方には価格応談いたしますので
お問い合わせくださいませ。黄色ズッキもあります。
有機野菜のあさひや農場