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【芸能・社会】井上陽水15年ぶり単独武道館 40周年記念ツアー追加公演2009年12月5日 紙面から シンガー・ソングライターの井上陽水(61)が4日、デビュー40周年を記念した全国ツアー「40th Special Thanks Tour」の追加公演として、東京・北の丸の日本武道館で単独としては15年ぶりとなるスペシャルライブを開催した。 1969年のデビュー以来、日本のフォークソングやニューミュージック界をけん引してきた陽水。40周年の今年は、ファンへの感謝の気持ちを込め、4月から7月まで33会場35公演を敢行。11月からスタートした第2弾ツアーは、12月22日の福岡公演まで6都市11公演が予定されている。 「ようこそいらっしゃいました。私事になりますが、長きにわたる皆さまのご支援、ご慈愛に満ちたまなざしでここまで来られたことに、高いところからではありますが、お礼を申し上げたくて今日の運びになりました」と、開口一番“陽水節”がさく裂し、約1万人のファンから笑いが巻き起こった。 94年に発売したアルバム「永遠のシュール」を引っ提げた全国ツアー以来となる単独での武道館。通常のツアーとは趣向を変え、この武道館公演のみ管弦楽器奏者をステージに招いたほか、40周年の集大成として、今年リリースした新曲の披露は“封印”。「夢の中へ」「新しいラプソディー」「リバーサイドホテル」など往年のヒット曲から、「Make−up Shadow」「少年時代」など近年のヒット曲まで22曲をエネルギッシュに歌い上げた。また、2000年3月に武道館で開かれた故・忌野清志郎さんの30周年記念ライブの際に、スペシャルゲストとして参加し、共に歌った共作ソング「帰れない二人」をアコースティックギター1本でしっとりと弾き語るステージングも見せた。 さらに、楽曲制作をスタートさせた高校時代に好きだった同級生の女の子を題材に、生まれて初めて作った楽曲も即興で披露。「この曲を歌って武道館で拍手をいただけるとは、夢にも思っていませんでした」と照れていた。 この日のライブのダイジェスト版が、来年1月31日午後4時から、WOWOWで放送される。 ◆井上陽水武道館ライブ曲目「新しいラプソディー」 「嘘つきダイヤモンド」 「闇夜の国から」 「Make―up Shadow」 「とまどうペリカン」 「帰れない二人」 「心もよう」 「カナリア」 「飾りじゃないのよ涙は」 「リバーサイドホテル」 「ワインレッドの心」 「自然に飾られて」 「招待状のないショー」 「クレイジーラブ」 「限りない欲望」 「氷の世界」 「最後のニュース」 「少年時代」 「Happy Birthday」 「夢の中へ」 「傘がない」 「いっそセレナーデ」
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