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SL並走、10年祝う 山形新幹線の新庄延長

JR山形新幹線「つばさ」の新庄延長10周年を祝って並走する「つばさ」とSL=新庄市

 JR山形新幹線「つばさ」の新庄延長10周年を祝う各種行事が5日、新庄市の新庄駅などを舞台に2日間の日程で始まった。5日は、新庄駅で「つばさ」と蒸気機関車(SL)「C11」の同時出発式があり、南新庄駅までのおよそ5キロを力強く並走する見せ場をつくった。

 新庄駅に併設される最上広域交流センター「ゆめりあ」では、宮城県大崎、秋田県雄勝、山形県最上の3地方の農産物直売所が一堂に会して特産品を販売する「東北のへそ産直まつり」が開かれた。生産者らは、野菜や漬物、菓子など自ら手掛けた自慢の品を熱心に売り込んだ。

 地理的に東北の真ん中に位置する産直所の活性化を探る交流会も行われた。3地方の産直所代表と旅行会社の観光プロデューサーがパネル討論で、安全、安心を売り物に集客力を高めるための課題など、観光資源としても注目を集める産直所の将来像を語り合った。

 6日は、新庄吹奏楽団による記念演奏や、「懐かしの農耕民具展」、芋煮やもちの振る舞いなどを予定。SL「C11」は、陸羽東線の小牛田駅発新庄駅行きが1便運行される。


2009年12月06日日曜日

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