中央線三鷹―国分寺駅間、高架へ切り替え

 鉄道

ＪＲ中央線工事、右側が高架化される新しい上り線

　ＪＲ中央線の高架化工事のうち、三鷹―国分寺駅間（約６キロ）上り線の高架への切り替えが５日夜始まった。

　６日朝には完了する見込み。この切り替えで上下線とも高架化され、両駅間の踏切１３か所がなくなる。

　１３の踏切のうち、ピーク時の１時間のうち４０分以上遮断機が下りたままの「開かずの踏切」は７か所あった。事業主体の東京都の担当者は「踏切を原因とする交通渋滞がなくなるうえ、鉄道で分断されていた地域の一体的な街づくりが期待できる」と説明する。

　２０１０年度末までには、西国分寺―立川駅間の上り線の高架化でさらに踏切５か所がなくなる予定。