ちゃんと意識を持って 制作復帰せねば。
という事で。
観た順番はバラバラになりますが、
まず「高橋コレクション日比谷」での
「neoneo展 Part2「女子」」
正直、今一つな印象を覚えたのは確かです。
ただ、これには理由があるのでしょうがない。
「高橋コレクション」という コレクターさんの色が出ている物に対し
僕の私観を入れているだけだから。
何が 消化不良を起こさせたのかと言えば
「女子」の作品に対して 「男子」とは良い意味での差を見せて欲しかった所。
まず、会場に入って感じたのは 「表現スタイル」の近似。
そこの点で「男子・女子で分ける必要性」の有無に疑問を感じてしまった。
高橋氏の書く「neoneo」世代の作品に感じたのは
その前世代に区分されるであろう「会田誠」「村上隆」「やなぎみわ」さん始めとする世代
後続の「小谷元彦」さん等の世代に感じる「表現マチエール・スタイル」の個性(オリジナリティーではない。)
が余り感じられない。
「男子」を観た後の「女子」に対して テーマの扱い方の違いは有れど
「スタイル」の面では 「近似」の印象が拭えないのだ。
僕自身は この時点で 少し退いてしまった。
ただし、この事は「コレクター色」と捉えれば 当然の結果になるのだと思う。
良い悪いではないんだよね。
消化不良を起こしたままギャラリーを出たのだけれど、
内、何人かの作家は やはり面白いと感じた。
ところで、
自分の もの心つく 前の時代を知らずして いい加減な事は言えないんだけど、
僕自身としては 最近のガールズが元気だと言われているのは
大人の男達の「戦略」が大いに有るとも思う。
アートよ永遠なれ!!!