岡山放送局

2009年12月5日 19時17分更新

光のシルエットの展示会


センサーでとらえた体の動きが幻想的な光のシルエットになって見る人がアート作品を作り出せる展示会が、5日から岡山市で始まりました。

展示会は子どもたちに楽しみながら芸術に親しんでもらおうと、岡山市のNPO団体が開いたもので、センサーでとらえた体の動きに応じてさまざまな光や音楽を奏で見る人が作品を作り出せるのが特徴です。

このうちクリスマスをテーマにした作品は、サンタクロースやトナカイにふんした子どもたちが大型スクリーンの前に立つと光り輝くシルエットとして映し出される仕組みです。

また名作「星の王子さま」の場面を再現した作品では、赤い玉をかざしながらスクリーンに向かって歩くと画面から一斉に鳥が羽ばたく様子が映し出され子どもたちは驚きながらも不思議なアートの世界に大喜びしている様子でした。

参加した小学2年生の男の子は、「赤い玉を持って歩いたら鳥が画面に出てきたのでびっくりしました。こんなの初めて見ました」と話していました。

この展示会は5日から5日間岡山市北区駅元町のデジタルミュージアムで開かれています。