村野瀬玲奈の秘書課広報室
社員一人のサイバー政治団体(笑)「世界愛人主義同盟」秘書課勤務の村野瀬です。消費税収入は社会保障に使われずに法人税減税に回っただけって知ってました?まるで国民から大企業への利益の直接補てんですね。有権者と政治の距離を縮めるため、国会議員名簿の活用を!
Entries
(追記 漢方薬についての部分が「デマ」という指摘がコメント欄でありました。その一方、トラックバックで「広島瀬戸内新聞ニュース」さんの指摘がありました。したがって、今はこの件について結論を保留にして、「デマ」である可能性を考えて、とりあえず最小限の措置として記事タイトルから『(「漢方を健康保険で使えるように署名のお願い」も合わせて)』の部分だけ削除して「追記あり」の表示を加えておきます。この「追記」を加えただけで記事本文はそのまま残します。引き続きこの件は注視します。それから、コメント欄で美爾依さん指摘の医療費支出についての国際比較についての「資料の古さ」については改めて別の資料を探します。)
全く賛成できない「事業仕分け」の一例として、漢方薬を健康保険からはずそうとする仕分け判定を取り上げます。
そもそも、人口の高齢化などを理由に医療費をなにがなんでも削ろうとするのは、医療へのアクセスを制限することにほかなりません。日本は生命を軽んじる国だということですかそうですか。
それに、どうして漢方薬だけを無駄と判定するんでしょうか。不思議です。
まず、国家における医療費の位置づけを病気の人にたとえて言えば、病気ならとりあえず治療を受けさせるというのが人として当然の考え方ではないでしょうか。有無を言わさない医療費削減のニュースが流れるたびに、「治療費がかかるから治療費の節約のためにあなた死になさい」と言われている気がします。日本社会にとっては医療費を使う人はそんなに邪魔者ですかそうですか。
そもそも、日本では、国家にとっての医療費支出は決して高くありません。社会保障費全体まで言及しているこちらの資料でみてみましょう。
(引用ここまで)■図録▽社会保障給付費の国際比較(OECD諸国)
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2798.html
1.各国比較
社会保障のレベルを国際比較するために、社会保障給付費の対GDP比についてOECD各国のデータを掲げた。
日本は総計の対GDP比が17.7%となっており、対象29カ国中、23位と社会保障レベルの低い国に属する。
ヨーロッパ諸国は社会保障レベルが高い点が目立っている。他方、社会保障レベルの低い国は、2つのグループに分けられる。韓国、メキシコに代表される高齢化の比率が低く、社会がなお成熟途上にある開発途上国的な性格の強いグループと米国、カナダ、オーストラリアなど個人による自力救済的な考え方の強い英米系のグループとである。
日本はどちらのグループにも属さないにもかかわらず、社会保障レベルが低い点に大きな特徴がある。
日本の社会保障が低水準にとどまっている理由としては、第1に、カイシャによる保障(企業福祉や雇用保障)や家族相互の保障(家族による介護など)といったインフォーマルな社会保障が機能していた点、第2に、公共事業による雇用の保障(欧州の積極的雇用政策に似た雇用確保による生活保障)が1980年代以降には大きな役割を果たしていた点に求められると指摘される(広井良典「持続可能な福祉社会」ちくま書房、2006年)。そして、近年の財政再建政策や小泉改革路線によって、両者ともに機能しなくなったため、社会保障レベルが低水準なままで推移している状況とあいまって、いわゆる格差問題が大きくクローズアップされているという訳である。
総計の水準から分野別の状況に目を移すと、日本の社会保障の特徴として、高齢者分野に比して家族(少子化対策)分野が小さい点が目に付く。この点については、図録5120に、それぞれの対GDP比と両者の相対比較についてグラフ化したので参照されたい。
また、高齢化の高さに比して医療の比率が低い点も目立っている。この点については医療費の対GDP比と高齢化の相関図を図録1900に掲げ、日本の場合、医療を削りすぎているのではないかという分析を加えているので参照のこと。
この他、雇用関係について、失業給付が小さい他、失業保険以外の職業訓練や再就職支援などの積極的雇用政策がヨーロッパに比して小さい点、障害への社会保障比率が小さい点なども目立っている。
なおこの図の国数をさらにしぼったものが収録日前日のNHKスペシャル「セーフティーネット・クライシス〜日本の社会保障が危ない〜」で参照されていた。番組を見ると、最近の医療、介護、障害者、母子福祉、生活保護の施策展開の危うさから税金を含め社会保障を根本から考え直さなければという気運が高まりつつあると感じられる。(後略)
(2008年5月12日収録)
日本の医療費支出は少ないほうに属するのに、それでも平均寿命は世界トップクラスです。それは、日本の医療のコストパフォーマンスが良いことを意味しているのに、医療費をなにがなんでも削ろうとするのは生命軽視の政策にほかなりません。
また、社会保障全体だって充実しているとはいえないわけです。
そこで、署名のお願いを。第1回締切を2009年11月30日(月)、第2回締切を12月7日(月)だということです。
(引用ここまで)●漢方を健康保険で使えるように署名のお願い
http://kampo.umin.jp/
去る11月11日(水)の行政刷新会議の事業仕分け作業で、医療用漢方製剤(漢方エキス製剤・煎じ薬)を健康保険から除外する、という案が出されました。
現在、医師の7割以上が漢方薬を使用して、国民の健康に寄与してきました。また、全国の医学部・医科大学でも医学教育の中に漢方教育が取り入れられ、日本東洋医学会で専門
医教育も行われ、専門家育成も進んでいます。
わが国が迎えている少子高齢社会の中で、われわれ国民の健康を守るためになくてはならない漢方薬・煎じ薬が健康保険で使えなくなることに、断固反対をします。
平成21年11月20日
社団法人日本東洋医学会 会長 寺澤捷年
日本臨床漢方医会 理事長 石川友章
NPO健康医療開発機構 理事長 武藤徹一郎
医療志民の会 事務局長 木戸寛孝
第1回締切を2009年11月30日(月)、第2回締切を12月7日(月)とし、2回に分け署名を関係各所に提出予定です。
一般紙だけではなく専門紙でもこの件は報道されています。
●薬事日報ウェブサイト
【日本東洋医学会など4団体】漢方製剤の「保険外し」反対で署名活動
http://www.yakuji.co.jp/entry17362.html
ある薬を保険給付の対象からはずすということは、「国家予算の支出の無駄を削る」というよりも、それを「病人に払わせる」ということです。そのように、なんでも国民につけを回すのなら、それは「無駄を削る」という名に値しません。
なお、生命軽視の政策としては、後期高齢者医療制度もありますね。民主党(政権)はこれを廃止できずに足踏みしています。民主党の力不足を示す一例です。世論の後押しが足りないというなら、日本国民、特に民主党支持者はこの件について民主党と民主党議員に叱咤激励の投書が必要でしょう。
築地市場の豊洲移転に反対して食の安全を守りたい。
●Like a rolling bean (new) 出来事録
■2009-11-21 築地移転をめぐる闇の紳士の握手(英語版)・新銀行東京中間で10億円黒字「作成」
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10393160962.html
■2009-11-22 8月の豊洲新市場予定地コアサンプル廃棄(証拠隠滅)差し止め訴訟の動画があります!
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10394201179.html
■2009-11-25 トロイの木馬を築地内部に送り込み(職員OB天下り)、移転推進を図った東京都:サンデー毎日は必読
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10396142775.html
■2009-11-26 商店街潰しと築地市場潰しの構図があまりに似ているように思え、駄作(素案)を書いてみました
http://ameblo.jp/garbanzo04/entry-10396950086.html
そこに存在する美しい人生と生命と生活を守る切実な要望を民主党に聞かせるために、アブナイ日本が壊れる前にとりあえず何かしたいけどどうしたらいいかkimeraれない人の役に少しでもたちたくて、とりにくの革命鍋をイル・サンジェルマンの散歩道の午後のカフェでみんななかよくつついた後で、フランス語の練習帳や「ユニオン」と「労働ニュース」のアーカイブや世界の片隅で税制についてのニュースを読んで、消費税と社会保障と国家予算についての『知られざる真実』を大脇道場と言ノ葉工房とスーパー小論文ハイスクールとアジア連帯講座で1947年教育基本法の理念に賛同して超左翼おじさんやカナダの日本語の先生から学んだ後で、労働組合ってなにするところだろうとか、どうしたら戸倉多香子さんや保坂展人さんのためにスクラムを組んで多文化・多民族・多国籍社会で「人として」情報流通を促進できるかとか、転がるひよこ豆のようにクリームの曲を聞きながら雪裏の梅花を眺めて生活の中で感じた疑問や思いをあれこれめぐらせて日常で思った事、感じた事をつらつら好き勝手に書く、一寸の虫にも五分の魂で国会議員定数削減・比例削減に反対するサイバー政治団体秘書のおしごと日誌。
国会議員やマスメディアに意見を届けるために下記を自由にご活用ください。引用、転載、転送、歓迎。
■各種国会議員名簿のポータルページ
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-86.html
■官庁への意見送付先について
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-51.html
■新聞(全国紙、地方紙)、雑誌 読者の意見を伝える窓口(まだ整理しきれていませんが)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-49.html
■テレビ報道番組のご意見窓口リスト(「わんばらんす」さんからの転載)
http://muranoserena.blog91.fc2.com/blog-entry-50.html
●News for the people in Japan マス・メディア 問い合わせ用 リンク集
http://www.news-pj.net/link/media.html
29件のコメント
[C9247] 勝手にお薦め
- 2009-11-29
- 編集
[C9248] 署名しました!
漢方の先生を紹介してくれた知人がこの署名をとりくんでいることもあり、今日ネットで署名しました。
記事にあるHPから署名用紙も取り出せますし、皆さんのご協力をお願いします。
- 2009-11-29
- 編集
[C9249] 「漢方薬の仕分け報道」の嘘疑惑
まず、文中にある国際社会保障給付費比較の引用文
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/2798.html
ですが、資料が古すぎるせいか、全く信用できないということをお伝えします。カナダの社会保障給付費は世界の中でも高く、日本と比較してもずっと上だと思います。又、医療費(入院費、手術費など含む)全て無料にもかかわらず、全て私費で払わなければならない米国と一緒にしていることからしても全く嘘です。2003年という古い資料だからということもあるかもしれません。
又、「漢方薬の仕分け報道」も信用ならないようです。
この件は、『きっこのブログ』漢方薬に関するデマ
http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/11/post-0437.html
が詳しいです。
- 2009-11-30
- 編集
[C9251] 悪質なデマ?
以前、死刑廃止を扱ったテーマのときに、鍵コメで書き込ませていただいた(自分の子供が殺されると、その殺した相手を自分の養子に迎えるという制度を持つ未開の部族の話でした)ことがありますので、それをお読みいただいたかどうかはともかくとして、しかも毎日ここを訪問させていただいていますので、私としては初めましてというような気分でもないのですが。
と、前置きが長くなりましたが。
最新の『きっこのブログ(http://kikko.cocolog-nifty.com/kikko/2009/11/post-0437.html)』によりますと、漢方薬の保険適用除外は、事業仕分けで国民から強い指示を受けている民主党憎しの思いを持つメディアが、意図的に捏造して流した悪質なデマだったことのようですね。
4年前の交通事故で今も半植物状態にある私の娘の治療にとっても深刻なテーマでしたので、きっこさんの説が正しければ、まずはひと安心というところです。
でも、障害者自立支援法の扱いや、扶養控除(特に私の家族にとっては同居特別障害者)に関する税制改革など、まだまだ民主党のやることを安心して見ていられるというような気分でもないのですが。
ところで余談ですが(でもないのですが)、貴女(本当にそうですよね)はいったいどういう方なのでしょう。このページを開く度にエントリーが更新されていて、いつも本当に頭が下がるばかりです。もしかすると村野瀬玲奈というおそらく若々しそうな女性名を騙った、途轍もない『良心の頭脳集団』がこのブログを運営しているのでは、などというインボー論を想わずにはいられません。
- 2009-11-30
- 編集
[C9252] マニフェスト違反でした
まず、下記の記事を読んでみて下さい。産経もたまにはいい仕事をするもんです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091129/plc0911290741002-n1.htm
次に、なぜ、保険適用外になると病院で使えなくなるのかを解説しておくと、日本では「混合診療禁止」といって、保険適用医療と適用外医療とを混ぜて受けられないようになっているからです。
つまり、単に、患者負担が増えるというだけではないのです。
ちなみに、長妻さんはさっそく抗議すると言っているのですが、なんか、頼りないですね。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/091129/plc0911291656007-n1.htm
それにしても、こういった件を見ていると、仕分けは財務官僚が画策していることがより濃厚で、民主党の脱官僚主義はどうなってるんだと言わざるを得ません。
- 2009-11-30
- 編集
[C9253] デマです
「きっこのブログ」をご覧下さい。詳しく述べられています。
産経って自民党の広報誌でしたよね。
署名が産経に悪用されなければいいのですが。
- 2009-11-30
- 編集
[C9255] デマというのは言い過ぎ
一つのブログで「デマ」と書かれると信じてしまうのはいかがなものかと思いますよ。
たとえば、「日本証券新聞」(11.20)によれば、みずほ証券レポートが行政刷新会議事務局に問い合わせをした結果を記事にしていますが、まだ「決定」ではないようですね。
呼びかけ文も「健康保険から除外するという案が出されました」とかいてあります。
決定されるまえに署名行動などをするのは有効だと思いますが。
こちらはMSJ日本証券新聞
http://www.nsjournal.jp/news/news_detail.php?id=186185
- 2009-11-30
- 編集
[C9257]
さて、財務官僚が医療費を削ろうとするのは、日本人の寿命が高いことと関係しているのは間違いないでしょうね。
現に、日本の医療費が少ないことに気付いている人はほとんどいないので、「さらに減らしても気付かないだろう」と思っているのか、それとも、マジで寿命を下げようと思っているのか。
私は聞きそびれましたが、なんと、美智子皇后がこの傾向に苦言を呈したそうですね。
天皇皇后お二人とも高齢者で病気を抱えている身なので、黙ってられなかったのでしょう。
もっとも、カネをかけない影響は、がん治療の面では既に出てきています。
米国をはじめ先進国ではがんによる死亡率が年々減ってきていますが、日本だけこのところ増えてきているのです。
検診にもカネをかけないし、新薬の治験も予算がおりないのでロクに出来ない。放射線科医も腫瘍内科医もケタ外れに不足していて、手術適応から外れたら、あきらめることをすすめられる。日本のがん患者は泣いてますよ。
よく、マスコミは人を殺す戦争の方では二言目には「国際貢献しよう」と言っていますが、人を救う「がん戦争」の方では日本はまったく国際貢献しなくてもいいようです。
唯一、日本ががん戦争で貢献している粒子線治療も、今回仕分けされるのではないかとがん関係者は怯えています。
http://ameblo.jp/feynman/entry-10393986152.html
- 2009-11-30
- 編集
[C9260] 山形の住人様に賛成です
まさにその通りです。
制度変更に反対する運動は、変更が決まってしまってから始めても遅いのです。
後期高齢者医療制度しかり、障害者自立支援法しかりです。これらの法律は二つとも、案を出された段階でいくつかの団体は重大な問題がある法律であることに気がつき、反対運動をしていました。ですが、そのことを取り上げるマスコミはほとんどなく、これらの法律は成立してしまいました。そして、制度が始まってしまってから多くの人たちがことの重大さに気がつき、反対運動も広がっていきました。そして新政権も法律の廃止・新法制定の立場を取るに至ったのですが、実際の制度変更の動きはなかなか進んでいません。法律が成立してしまう前に阻止できていれば、このような制度に苦しめられる人も出なかったのですが。
それを考えると、現在漢方薬を保険適用外とすることに反対している人たちが署名活動を開始していることを「時期尚早」だとか「たいしたことでもないのに大騒ぎしている」だとか断言することはとてもできないことで、何年か後にはこの時行動を開始した人たちに先見の明があったことが明らかになる可能性の方が高いと思います。
実際、漢方薬は長期服用している方が多いので、保険適用外となれば大問題です。市販薬が3割の自己負担額より安い薬なんてそうそうないですからね。
- 2009-11-30
- 編集
[C9261] 困惑されているようなので
- 2009-12-01
- 編集
[C9262]
http://www2.ttcn.ne.jp/~honkawa/1890.html
また、行政刷新会議のホームページに今回の配布資料が載っています。
http://www.cao.go.jp/sasshin/oshirase/pdf/nov11-pm-shiryo/06.pdf
PDFが開けない人は、松永さんという方がブログで載せているので見れます。
http://www.kotono8.com/2009/11/30kanpou-hoken.html
この松永さんという方は、大病(結核)を患われていたとのことで、やはり、前提として、日本の医療費が低いことや、にもかかわらず、財務省がさらに減らそうと以前から画策していることを知っているかどうかが問題となりますね。
そういった予備見識の乏しい人には、今回の財務省の目論見は見抜けないのかも知れません。
- 2009-12-01
- 編集
[C9271] 署名第一陣 27万余
さすがに今回は、産経・毎日以外でも報道されたようですが。
7日が次の締め切りですので、よろしくお願いします。
なお、Runnerさんが紹介されている、松永英明さんの「絵文録ことのは」ですが、ぜひお読みになってください。
- 2009-12-01
- 編集
[C9272] 市販類似薬があるものを保険適用外にしようと財務省は言っています
>当然,医薬品の漢方製剤は保険薬価が収載されており,保険が効かなくなるなんていうのはデタラメです(笑)
ですから、保険薬価の収載対象から外して、保険適用外にしようと財務省は言っているのでしょう? 今現在保険薬価に載っていることが保険適用外にならない保障にはなりませんよ。同様に外されそうになっているうがい薬(イソジンガーグル7%:保険薬価1ml3.5円など)や湿布薬(インサイドパップ10cm×14:1枚21.5円など)も当然今は保険薬価に載っているんですし。
ツムラの葛根湯(保険薬価:1g9.7円)だってオースギの小青龍湯(保険薬価:1g11.9円)だって載ってます。
ツムラの社長さんも漢方薬が保険から外されたら困ると言っているそうです。
http://www.yakuji.co.jp/entry17252.html
仕分け人の方々が医療費については慎重姿勢を取っているとしても、財務省が医療費の国庫負担を減らしたいと考えているのは見え見えですよね。ですから、漢方薬を常用している患者さんたちの立場に立てば、放っておいても大丈夫だとはとても言えないと思います。
- 2009-12-01
- 編集
[C9273] 漢字の誤りを訂正します
「小青龍湯」は誤りで正しくは「小青竜湯」です。鼻の症状がある感冒によく処方される漢方薬で、花粉症の際も処方されます。
- 2009-12-01
- 編集
[C9274] 誰も言及しないので
財務省側の言い分がはっきり見えてこないわけですが、無駄をなくそうとすること自体は間違いとはいえないでしょうし、配布資料の流れから見て、おそらく、今回の場合は、医者の中には製薬会社と結託して不必要に高い薬を患者に処方している者がいるのではないかなどの問題意識があり、患者自身が選択できるOTC医薬品になるべく移行させることにより、それらを減らそうとする意図があるのではないかといったところでしょうか。
しかし、そうだとしても、かの「後期高齢者医療制度」と同様、「知的エリート集団」を豪語するわりには、何せ、発案がずさんで乱暴過ぎますね。
すぐに医者に診てもらいたがる老人がいて、そんな老人相手に不必要な医療行為をして儲ける医者がいるからといって、あのような策では、無駄をなくすだけでなく、本当に病気の老人までが被害を被ってしまいます。
それに、なによりも、大前提として日本の医療費は先進国の中では低いのですから、なぜ、善良な市民に被害を与えてまで、さらに性急に医療費を削減しようとするのか。
- 2009-12-02
- 編集
[C9283] 明日から出張なので手短に
明日から1泊2日で出張なので手短に書きます。
kaetzchen様は、事業仕分けは「仕分け人&財務省」と「その他の省庁」のせめぎあいであるということを忘れていらっしゃるのではないでしょうか。
つまり、漢方薬を保険適用外にしたいのは「財務省」であり、厚生労働省は保険適用外にしたくないと言っているのです。ですが、どちらの言い分が通るかは今後の予算審議によりますので、まだどちらに転ぶかわかりません。ですから、保険適用外にされると困る患者は、「保険適用外にするな」という運動をする必要がある訳です。
つまり、財務省と厚労省のどちらを信じるかという話ではなく、両者の利害が対立していて、どちらが勝つかまだわからないということなのです。それをkaetzchen様が厚生労働省の一部官僚がデマを流していると言っていることこそが「認識間違い」なのではないかと思います。
- 2009-12-03
- 編集
[C9284] みどりさんへ
今年初めの「派遣村」の時に、村野瀬さんのコメント欄ですれ違ったと思います。
個人的には「漢方」は保険適用維持、「湿布」は保留です(場合によっては保険適用外にしても良いのでは)。
理由はあるんですが、「湿布」を処方されている人で「必要性」があるのはどのくらいなのでしょうか?
老人では、自己負担1割で「湿布」を貰うための人も多いのでは?必要がないのに。
もちろん「気休め」でも本当に必要な人がいることは分かっています。でも明らかにどこも痛くないのに安い値段(1割)で湿布を貰う事が目的で「やらかす老人」も多い。9割は保険料から出ている。
でも湿布を保険適用外にしても削減効果は、湿布の効果と同様ほとんどないと思います。
医療費の効率化ならば、せこく保険適用を外す事よりも、終末期での「胃ろう」は原則禁止(本人の意思がしっかりしていて、胃ろうをして欲しいという要望がある場合は例外)でしょうね。
食べ物を食べられなくなり、意識もしっかりしていない老人に「胃ろう」をしてまで、無理やり延命(1年程度)する必要があるのでしょうか?
みどりさんはどう思われますか?
厳しい質問で申し訳ありません。
それによる「介護の負担・医療の負担」大変な金額になるはずです。浮いた分を本当に必要な医療(診療報酬の大幅アップや新規での保険適用)に使うべきと思います。
- 2009-12-03
- 編集
[C9285] お説教
マスコミに疑問を持つこと自体は正しい姿勢ですし、マスコミをウソつきで悪人と認識し警戒するのも大いに正しいです。
しかし、全部ウソだと考えるのは、全部ホントと信じるよりはマシですが、思考的には裏腹の関係にあって、基本的に横着な行為です。
悪人の言うことがいつもウソとは限りません。ウソもあればホントもある。産経新聞といえども正しい報道をすることもある。それらを見分けるのがメディアリテラシーであり、それには、それなりに熟練というか年季がいります。それでも、限界があるので欧州ではマスコミがウソをつけないように法や制度で整備しているわけです。
一般に、「俺は偉いんだ」と思っている人ほど「だからメディアリテラシーがあるに決まっている」と規定する傾向がありますが、そんな簡単なものではないのですよ。
ついでに言うと、今回、きっこさんを信じた人はババを引いてしまった格好ですが、「信じている○○さんが言っているから」と判断の目安にするのはかまわないでしょう。しかし、最終的な判断は自分の頭で考えて下すべきです。そして、下した判断には自分が責任を持つ。
「○○さんが間違えたからだ」などと責任を転嫁していると、また、同じことを繰り返しますよ。
もっとも、今回のきっこさんの場合は、仕分け自体にあまり疑問を持っていないようですし、仕分け批判は民主党の支持率を下げるのが目的だとさえ思っているようですから、松永さんが睨んだように、間違えたというよりは確信犯的にやった可能性もありますね。現に、署名活動にケチをつけるという必要性のないことまでやっていますし。
きっこさんは、民主党の派閥傾向と「新自由主義」と仕分けとの関連性といった問題意識が希薄なのかも知れません。あるいは、そもそも「新自由主義」側の人なのか。
いずれにせよ、病人が困ろうと知ったこっちゃないと言わんばかりの態度では怒られてもしょうがないでしょう。
- 2009-12-03
- 編集
[C9292] みなさん、勝ち負けにこだわらないでね。「敗北」は敗北ではないと思うわたし・・・
反論できない,ということもあるのでしょうね.』
↑
こういうことは、傲慢で挑発的なことは言うべきでないと思います。
相手が反論しないからといって、勝利した、自分が正しいと思い込む。
逆に反論しないと敗北だと思い込む。
結果、延々と議論の応酬が続き、泥沼化・・・・。
内心、何だかバカらしいと思っていても、論戦を見ているみんなも反論しない方が「間違い」と思い込むから、全然、止められない・・・・。
勝ち負けに異常にこだわるような劣悪な「教育」を、わたしもみんなも、小さい頃から受けているの。
批判に耐えられないような、そんな弱い個人にされちゃっているの。
洗脳ね(苦笑)
染み付いてしまって信条と化している人の意見は変えられないし、変えようとして意見しても、逆上して怒り出すだけ・・・・わたしの過去のコメントもろくに読んでくれないし・・・
それに、勝ち負けにこだわる人間は、操られやすい事も認識した方がいいと思います。
以上、麦の穂のお粗末な意見でした。失礼致します。
- 2009-12-03
- 編集
[C9298] >kaetzchenさん
それなのに、コメント欄でいつまでもこんな書き方しかできないのであれば、今後あなたのコメントやトラックバックはご遠慮いただかなければなりません。ほかのコメンテーターの方もあなたをいさめていますから、多くの方があなたに対してそういう印象を持っているのではないかと思います。
ご理解いただけますでしょうか。
- 2009-12-04
- 編集
[C9299] 問題点を整理しましょう
さて、ことの発端を振り返ってみましょう。
まず、『きっこの日記』は「事業仕分けで漢方薬が保険適用外になるというのは新聞の「デマ」であり、署名を始めた漢方薬関係の人たちや署名に協力した人たちは新聞に騙された「被害者」だと結論付けました。
ですが、財務省がまとめた論点ペーパーには「湿布薬、うがい薬、漢方薬などは薬局で市販されており、医師が処方する必要性が乏しい」ということが明記されており、「事業仕分け」の結論も「どの範囲を保険適用外にするかについては、今後も十分な議論が必要である」としています。
そのことから、日本東洋医学会などは漢方薬が保険の適用から外される危険性があると判断し、署名活動を始めました。つまり、署名を始めた漢方薬関係の人たちは別に新聞報道に騙された訳ではなく、『きっこの日記』に書かれているのと同様の情報を把握したうえで、危険性ありと判断して行動を始めた訳です。ですから、”騙された被害者”ではありません。
参考資料
日本東洋医学会「署名活動への参加御礼と更なるご署名のお願い」
http://www.jsom.or.jp/pdf/opposition/reward.pdf
ちなみに、こうした署名活動は1993年、1994年にも行なわれたそうです。(「週刊金曜日」777号p63参照)
kaetzchen様は「医薬品の漢方製剤は保険薬価が収載されており、保険が効かなくなるなんていうのはデタラメです」とお書きになりましたが、「事業仕分け」の論議は現在保険適用になっている医薬品を適用外にしようという提案についてのものなので、今現在「保険薬価が収載されて」いるということは今後適用外にならないことの根拠にならないことは、以前指摘したとおりです。
9272のコメントをよくお読みください。
ちなみに私は一度も「厚生労働省が漢方薬と保険適用外にしようとしている」とは書いていませんし、他のブログなどでの議論でも、この問題について厚生労働省は批判の対象にされてはいないと思います。
それは、厚生労働省は「事業仕分け」をされる側であってする側ではないからです。厚生労働省は、というか長妻厚生労働大臣は、むしろ医療費の国庫負担を増やすべきという立場に立っています。つまり、医療についての事業仕分けは「仕分け人&財務省」vs「長妻厚労相&厚労省」だとも言えます。
民主党が一枚岩ではないということはわかりきったことです。私も拙ブログで渡辺治教授の講演などをご紹介して書いています。
http://ameblo.jp/sai-mido/entry-10391400008.html
長妻厚労相は、立場的には民主党の「頭」に属する方ですが、考え方としては「手足」の側の方なのではないかと推察しています。
くろねこ様
必要のない人が「湿布」などの薬を処方されているのではないかということはよく言われることですが、それを示すデータを私は見たことがありませんし、客観的なデータとして示すことは不可能なのではないでしょうか。痛みは本人にしかわからないことですから。
本当に必要でない人が薬を処方されているのだとしたら、すべきことは患者に対して公的保険制度について啓蒙することであり、その薬を保険適用外にすることではないと思います。保険適用外にしてしまえば本当にその薬を必要としている人が困ることになります。
また、胃ろうについては私は患者本人の意志を尊重するべきだと考えています。もしも自分の意志を伝えられない状態になった場合、家族に自分の意志に反する治療をやらないように伝えるために、元気なうちに書面で自分の希望する範囲の治療を書き残しておくという活動も行なわれています。
治療についての決定権は最終的には患者本人にあるので、本人の意志を最大限に尊重するべきでしょう。
医療費が浮くかどうかという論点で論じる事柄ではないと思います。
- 2009-12-04
- 編集
[C9301] 村野瀬さんのコメント公開基準に強い疑義を抱いています
そのような侮辱発言を許容し、公開している村野瀬さんに強い不満を感じます。
- 2009-12-05
- 編集
[C9302] お詫びとコメント欄処置
この記事の本題である、漢方薬をめぐる「仕分け」の評価については、kaetzchenさんのコメントが無くとも、その他の方のコメントが必要な論点を網羅していると考えます。
コメントの扱いが適切でなかったことを、kaetzchenさんが仕分け議論以外の「中傷」の言葉を向けたコメンテーターの方と、このコメント欄の展開を不快に思った方に対してお詫びいたします。申し訳ありませんでした。
きびしいご指摘をいただいた方にもお詫びと感謝をいたします。
- 2009-12-05
- 編集
[C9303] >aozoraさん
ご指摘ありがとうございます。
そのようなコメントを公開することでそのような「侮辱」を正当なものと認めているつもりはないのですが、私宛ての「侮辱」ではなく他の人宛ての「侮辱」ですから、そう言われてもやむをえないと思います。批判を受けいれ、お詫びし、コメントの扱いについてもっときびしく、注意深くするようにいたします。
- 2009-12-05
- 編集
[C9305]
みどりさんは丁寧にレスを返されていたのですから、むしろ、削除しない方がよかったのかも知れません。
あとから来た人には何のことやらわかりにくくなりますし、消された側というのはそれをいいことに、ウソもつけます。
あるいは、テレビでよくやっているように、問題個所のみピ〜を入れるとか。
それから、kaetzchenさんもほどほどにしないと、また、昔のお友達がやって来て肩書コンプレックスによる虚言癖をバラされますよ。
独学でそこまで勉強しているのは、本来たいしたもんだと誉められてもいいのに、こういうことを繰り返していたのでは…。
確かに、日本社会はひどい肩書社会であって、特に言論の場はそうなので、kaetzchenさんもこれまで不当な扱いを多々受けてきたのでしょうけど、ネット上はそうではないでしょうに。
しかし、kaetzchenさんの場合は、「ネットだからウソをついてもバレない」というふうに、逆の方向に走ってしまったようです。
しかし、それが裏目に出て、言論に自信がないからバイアスをかけていると思われているだけなのですよ。
- 2009-12-05
- 編集
[C9306] >[C9299] 問題点を整理しましょう
どうやら、きっこさんの支持者ときっこさんの批判者は、以前から、ネット上で抗争を繰り広げているようで、参加者もだいたい同じ人たちのようです。
今案件はそれに巻き込まれてしまったようです。
>つまり、署名を始めた漢方薬関係の人たちは別に新聞報道に騙された訳ではなく、
その通りです。
漢方薬関係者はマスコミ報道の前から動いています。
医療関係者なのですから、厚労行政部門の仕分け作業をウォッチしているのは当たり前ですね。
なお、厚労省については、確かに、立場上は味方のはずですが、本当に味方なのかとなると怪しいと私は思います。
例の「後期高齢者医療制度」も厚労官僚が作ったものですし、みどりさんもご存知かと思いますが、延命処置を拒否するように患者を説得しろとか、医療現場にいろいろと指令も出していますし。
そもそも、政権交代したのに長妻さんは人事をいじらなかったので、小泉政権時代から「新自由主義」の訓示を受けた者がそのまま責任あるイスに居座っているはずです。
今回も、厚労官僚から2,3人列席していたようですが、大前提となる日本の医療費が国際的に見て少ないことを誰一人として仕分け人に訴えていません。
財務官僚と厚労官僚が裏で結託している可能性はあると思います。
ちなみに、財務省が当該の項目を入れたのは、仕分け日が迫ってからなのだそうで、民主党の議員にも知らされなかったとの情報もあります。
実際、枝野さんはボ〜っとしていますし、長妻さんが知らなかったことは間違いなさそうです。
なんとも怪しげな話です。
しかし、残念ですね。
きっこさんがおかしなことを言い出したことにより、おかげで、本来、議論されるべきことがどこかへ行ってしまいました。
既に保険適用になっている医薬品を、効果でも有害事象でもなく「予算削減」という目的で適用から外そうなどとは、支持する側にとっては画期的、反対の側にとってはとんでもないことが提案されたんですがね。
ましてや、玲奈さんが掲げてくれた「日本の医療費は本当に多いのか」といったテーマについてはさっぱり消えてしまいました。
- 2009-12-05
- 編集
[C9307] 7日の締め切りまでご協力を
そもそも4団体の署名の呼びかけが出されたのが11月20日で、つまりそれ以前に関係の方たちは動いていたということであり、26日の薬事日報に掲載された後、毎日・産経の記事になったのです。
みどりさんが参考資料としてあげられている日本東洋医学会の「署名活動への参加御礼と更なるご署名のお願い」には、歴史的経過が載ってますし、これから「政府の一括決定の危険性」が指摘されています。
「漢方薬を保険から外さないだろう」というニュースも流れていますが、安心はできないと思います。
- 2009-12-05
- 編集
[C9308] みどりさん
自分は「費用」ばかりではなく、「限られた医療資源の再配分」という点もあります。
最近「医療費」と言う単語ばかりに振り回されて、「医療資源(人)」と言う事をすっかり忘れていた事に気がつきました。
「胃ろう」の問題と向き合うのは、まだ日本では早いかなと・・・みどりさんのコメント読んでふと感じました。
今から予算増やしても「医療資源(人)」を立て直すには最低10年かかる。それまでは、限られた医療資源で何とか回すしかない。
医療の中でも優先順位つけないと、現実にスタッフが回せないのではと思います。
多少強引でも何か「制限」をかけないと、スタッフがバタバタ過労死してしまうでしょう。
もちろん「制限」をかけずに済めばそれが一番ですが・・・
- 2009-12-05
- 編集
[C9309] 削除しなくてもよかったのですけど……
私自身はあのくらいのことは流せますので、削除まではしなくてよかったのですけど、コメントの公開の判断はブログ主の村野瀬様の権利ですのでお任せします。
aozora様
私自身のスタンスは上記のような感じなので、あまりご心配なさらないでくださいね。
ちなみに健康診断は毎年きちんと受けてますよ。法律の範囲内ですけどね(笑)
Rummer様
私も厚労省全体が患者・医療者の味方だとは思っていませんが、図式の単純化と長妻厚労相の顔を立てて、「長妻厚労相&厚労省」としてみました。
本来すべき議論ができなかったことは私も大変残念に思います。最初のコメントを入れたときは医療費問題が中心に議論されることを期待していたのですけど。改めてしっかり議論したいですね。
山形の住人様
同感です。
本当に困る患者さんの立場に立てば、危険性がある限りは運動を継続するべきですね。
今の段階では誰も「絶対に漢方薬は保険適用から外れない」と断言できはしないのですから。
村野瀬様
そんな訳ですので、村野瀬様もあまり気にしないでください。
改めて医療費についてのエントリーを上げていただけるとうれしいです。
- 2009-12-05
- 編集
コメントの投稿
6件のトラックバック
[T16919] 「喧嘩両成敗」論は不当だ。言論をねじ曲げているのは「きっこ・植草狂信者」たちである。
- 2009-12-05
- 発信元 : kojitakenの日記
[T16877] 漢方薬を保険適用外とするのか
- 2009-12-01
- 発信元 : 飯大蔵の言いたい事
[T16875] きっこ氏の「聞きかじりと知ったかぶり」
- 2009-12-01
- 発信元 : vanacoralの日記
[T16870] 医療保険の一つの疑問
- 2009-11-30
- 発信元 : 政治
[T16868] 【漢方薬問題】民主党無謬主義は官僚無謬主義と同じ過ちだ
- 2009-11-30
- 発信元 : 広島瀬戸内新聞ニュース
[T16865] 喝っ!!(-_-メ)
- 2009-11-29
- 発信元 : 雪裏の梅花
- トラックバックURL
- http://muranoserena.blog91.fc2.com/tb.php/1531-b80740da
- この記事に対してトラックバックを送信する(FC2ブログユーザー)
それで、日本の医療を考えるうえで超お薦めのサイトがありますのでご紹介します。(って、私も最近知ったのですが)
「医療問題を注視しる! その0 はじめに」
http://www.geocities.jp/vin_suzu/iryou0.htm
作成者は一般の方だということですが、とてもよく勉強されていて、そのうえわかりやすくてすごいです。
これを読めば、なぜ日本の医療が「低コストで高クオリティ」という非常識な理想を実現しているかがわかります。必読です!