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「亀田いないほうがいい」竹原慎二ロングインタビュー

2008年12月14日08時00分 / 提供:日刊サイゾー

日刊サイゾー
「亀田いないほうがいい」竹原慎二ロングインタビュー

「ハタケとはジムも一緒にやってるし、現場でも世間話ができるので楽でしたね。でも、やっぱり比べられるんでね、この作品でも、ハタケだけには負けたくないという気持ちはありました」

 今後も「渋い役」を演じてみたいという竹原。一方でコメディにも興味があるという。

 ネット上では、毎回必ず「じゃあの。」で締めくくるブログも人気だ。

「最近はサボってるけどね(笑)。最初のころは、30分くらいかけて、ギャグを考えてましたよ。今でもそんなに気楽に書いてるわけじゃなくて、たまには愚痴とかストレスを書きたくなるときもあります。けど、それを俺が自分のブログに書いたりっていうのは、絵にならないしね」


 タレントとして確かな足跡を残し始めた竹原だが、「ボクシングは麻薬だ」と本人が語るとおり、現在でもジム経営という立場で関わりを続けている。

 一方で、竹原よりひとつ年上の辰吉丈一郎など、現役に固執する者もある。

「そういう生き方が素敵っていう人もあるかもしれないですね。一生懸命、自分が好きでがんばってる分には、いいなって思いますよ。ただ、どこまで真剣にやってるか、というのがわからないですから。ちゃんと練習してないんだったら『じゃ、なんでやんの?』ってことになっちゃう」

 ここ数年、ボクシング界に良くも悪くも旋風を巻き起こしているあの兄弟についても聞いてみた。

「ああいう売り出し方もあるんでしょうけど、俺はいいやって思いますよ。それに、特に盛り上がってないでしょう亀田なんて」

 亀田兄弟の試合を中継するTBSでは、かつて竹原と畑山をテレビ解説として呼んでいた。だが、長男・興毅選手の試合に対して苦言を呈してからというもの、2人の解説を聞く機会はなくなっている。

「ちょっと疑問を言ったらね。亀田の周りというか、お父さんがダメなんだよね。俺と畑山をそうさせたのも親父なんだから。プロボクシングのルールも変えちゃってるし。これからもメチャクチャになっていくんじゃないですか。だって、いないほうがいいでしょ、正直言って」

 今年、畑山隆則とともに運営する「T&Hボクサ・フィットネス・ジム」も念願のプロ加盟を果たし、竹原自身もプロボクサーの育成や試合のプロモートにも力を入れていくことになる。

「打たせない選手を作りたいですね。だけど、つまらない試合はさせたくない。難しいですよね。今はボクシングも人気が下がっているでしょう。ジム経営の方はまだまだ赤字だけど、盛り上げていきたいですね。優秀なトレーナーもいるので、彼らが育成をしやすいような環境を作ることも大切ですし。もちろん今まで通り、ダイエット目的の女性会員さんも大歓迎ですよ。それに、3月3日には渡嘉敷さんと一緒に興行のプロモートもやる予定です」

 24歳でタイトルを失ってからの13年、それは竹原にとって順調な日々だったのだろうか。

「順調じゃないですよ。山あり谷ありです。人はいいところばっかり見てすげえって言うけど、やっぱりね、みんな浮き沈みがあるんですよ。だからがんばんなきゃいけないっていう。人間だけなんですよね、未来の心配ができるのは」

 最後に、もう一度13年前の"事件"について聞いてみた。

──あのころ、竹原慎二がミドルを獲るなんて誰も想像していませんでした。竹原さんご自身が世界を獲れると思ったのはいつごろでしたか?

「獲れるなんて思えないですよ。だから、がんばれたんです」

 現役時代、ストイックで口下手でおっかなくて、それでいてめっぽう強かった竹原慎二。タレントとしてキャリアを積み、ジムの会長としてボクシング界を俯瞰し、ブログでは独特のキャラクターで愛されつつ、今なお、前に進んでいる。

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関連ワード:
竹原慎二  ボクシング  ブログ  がん  TBS  

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